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心理学科の編入試験について
今年の11月にある大学の心理学科の三年次編入試験を受験します。 その大学の過去問がかなり、癖のある問題で、対策に困っています。 論述問題で困っています。 1「青年期および成人期の発達課題についてパーソナリテイ発達という見地から述べないさい」 2 「ある人(A氏)をよく知っている人間に要請してその人(A氏) の人格を測定しようとする場合、どのような方法があるか。 その際に注意するべき点は何か」 3 青年期は「疾風怒濤の季節」と言われるがこれを検証するにはどのような研究を行ったらいいか。 4自己理解に関する心理学の考えを複数、上げ、比較検討しなさい。 1はエリクソンのライフサイクル論について問われているのかと思いましたがどうでしょうか? 2、3などはまるでなかなか分からず、苦しんでいます。研究法の語句説明ではなくてどういう研究するのか?と言われると難しい。 4は「自己理解」をキーワードに辞典などを探すのでがわからず・・・。こういう場で質問すべきではないかもしれませんがお知恵をお貸しください。
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> 心理学研究法でついてわかりやすく書かれている本はご存知ですか? シリーズもので東京大学出版会から出ている『心理学研究法』という本は(ちょっと古いですが)良い本だと思いますよ。たしか10何冊か出版されていたはずですが、絶版になっているので図書館などで探すしかないのが残念です。 それよりも少し最近のシリーズもので北大路書房から出ている『心理学マニュアル』は面接法、観察法、質問紙法などと分類されて研究例なども載っているので良いかもしれません。 あとは広く浅くという感じどれほど役立つかは疑問ですが、 南風原他「心理学研究法入門」東京大学出版会 原岡一馬「心理学研究の基礎」ナカニシヤ出版 などがあります。いずれにしても[心理学 研究法]というキーワードでAmazonなどで検索してみると良いでしょうね。 ただし、研究法というのはデータを取ることなのですが、それは統計学を勉強しておかないと身につかないものなので、こういった研究法関連の書籍は間に合わせ程度にしかならないということも気に留めておいたほうが無難です。
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解答は一様ではないでしょうが(というか、そもそも正しい解答など分かるはずありませんが)一応、一例ということで参考になるかな、、、? > 1はエリクソンのライフサイクル論について問われているのかと思いましたがどうでしょうか? ライフサイクル論というよりは自我同一性論のほうが的を得たものでしょうが、そんなことを掲示板で説明もできないので以下の文献などを参照のこと。 無藤隆他「発達心理学入門II 青年・成人・老人」東京大学出版会 P11~30 まずは模範解答的な知識をこの本で理解しておいたほうが良いでしょう。 2番目の問題は古典的には面接法(とはいっても色々ありますが)による調査が適切で、その際の問題としては「客観性を欠くという問題」や「バイアスがかかってしまう可能性の問題」などを勉強すれば良いと思いますよ。 "しっぷうどとう"の季節というのは曖昧な言い方でよく分かりませんが、これについては心理学の研究法(方法論)を知らなければ難しいので研究法に関する勉強をした方が良いでしょうね。実際にはこれと同じ問題はでなくても、似たように研究法に関する知識を問われる問題が出されるのだから、ということ。 4については人格心理学関連の書籍をいくつか読んで、その中から基本的な考え方を学び取るしかないですね。自分で考えるのはその次です。例えば、 中里他「自己理解のための青年心理学」八千代出版 など参照。
お礼
とても参考になりました。ありがとうございます。一筋、光が見えてきたように思えました。
補足
補足で教えていただきたいことがあります。 お答えいただいたことから心理学研究法について出題が多いのだと思いました。 心理学研究法でついてわかりやすく書かれている本はご存知ですか? 良書がありましたら教えてください。
お礼
丁寧なお答えありがとうございます。 勧められた本をとりあえずは読んでいこうと思います。