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挿入について

When you take a man's language from him which(what) amounts to the same thing, or, insist that he speak yours, you impoverish and diminish him. 他の人から母国語を奪うと、すなわち結局同じことになるのだが、 自分の方の言語を話すように強要すると、その人自身を貧しくし、弱らせることになるのだ。 which amounts to the same thingは挿入で、 whichはinsist that he speak yoursに当たるとのことなんですが、 関係詞whichは、非制限用法だと前の文の文内容を先行詞とすることができるということなんですが、挿入の場合だと後ろの内容を先行することもあるということなんでしょうか? このあたりの周辺のことがイマイチよくわかりません。 この文のような挿入を見分けるコツというのがあれば教えて下さい。 私は、you take~を先行しているのかと思ってしまいました よろしくお願いします

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  • Parismadam
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回答No.4

はじめまして。 1.ご質問: <関係詞whichは、非制限用法だと前の文の文内容を先行詞とすることができるということなんですが、挿入の場合だと後ろの内容を先行することもあるということなんでしょうか?> ありえます。「~であるが」という意味で、主節に先立って挿入されることがあります。その場合、先行詞は後ろに来ます。ただし、先行詞が後ろにくる用法は文語的な表現になります。 例1:whichの例: Moreover, which he never believed, they had decided to dismiss him. 「さらに、彼は夢にも思わなかったことだが、彼らは彼を解雇することに決めていた」 このwhich=「夢にも思わなかったこと」の先行詞は後の主文、they had decided in advance to dismiss him「彼らが彼を解雇することに決めていた」になります。 例2:whatの例: He was dismissed, what is worse, he became ill. 「彼は解雇された。さらに悪いことには、病気になった」 このwhat=「さらに悪いこと」の先行詞は、後のhe became illになります。 2.which(what) amounts to the same thing: (1)amount to:「~に等しい」「~と同じだ」という動詞です。動詞の前に関係詞whichがありますから、このwhichは主格の関係代名詞になっています。 (2)先行詞は何になるのか。確かにご想像の通り、またNo.2の回答にあるように、前文のような気がします。しかし、ここは前文の内容が先行詞にはなりません。ここではやはり、後の文の(you) insist that he speak yours「自分の方の言語を話すように強要する」が先行詞になります。このwhichの先行詞は後続文の内容になります。 3.or, insist that he speak yours: (1)では、or~yoursの部分はどんな働きになるのかというと、「言い換え」になっているのです。何の?それは前文のyou take a man's language from himの言い換えです。 (2)どこでそれがわかるか?それは「or」という等位接続詞です。orは「すなわち」という意味で、語・句・節・文などの言い換えに使われます。 (3)等位接続詞ですから、A or BのAとBは同じ働きになっていなくてはなりません。A or B のBを見ると、insist that he speak yoursという主語のない文になっています。ということは、それと同じ働きをするものがAになりますから、Aは、前文のtake a man's language from himだとわかります。つまり、この2つの文の主語は「When you」を共有しており、最初のwhen節の言い換えが、orを介して(when you) insist~で表されているわけです。 (4)わかりやすく言えば、この英文の従属節はorを介して2つのwhen節がある、ということです。 1)When you take a man's language from him 「他の人から母国語を奪うと」 or「すなわち」 2)When you insist that he speak yours 「自分の方の言語を話すように強要すると」 4.whichの働き: (1)非制限用法のwhichは、「そしてそれは」という風に訳し下げることが多いのですが、ここでは「次に言うことは」と置き換えてみれば、わかりやすいと思います。 (2)または、which amounts to the same thing as that「それと同じ事になるのだが」と、as that を補ってみるとわかり易いと思います。thatは前文の内容を指します。 (3)直訳でこの文の従属節を訳すと、 「他の人から母国語を奪うと、次に言うことは結局それと同じことになるのだが、すなわち、自分の方の言語を話すように強要すると、」 となります。 (4)whichの先行詞、つまりamounts to the same thing「結局同じことになる」の主語は、「後で言い換えたこと=or, insist that he speak yours(すなわち、自分の方の言語を話すように強要すると)」になっているのです。 (5)わかりやすく言えば、この従属節は A, which amounts to the same thing (as A), or B, 「A、Aと同じ事を言うようだが、B」という構造になっており、whichの先行詞は後続のBになるわけです。 5.ご質問: <この文のような挿入を見分けるコツというのがあれば教えて下さい。> 関係代名詞の挿入部には、前後に「,コンマ」があるはずです。それが、関係詞の挿入部を見分けるコツになります。 以上ご参考までに。

ggle
質問者

お礼

細かく解剖をしていただきありがとうございます 大変ためになりました どうもありがとうございました

その他の回答 (4)

回答No.5

最初に回答した者ですが、補足です…。 もし which が前の文章を受けるもので、the same thing には as が省略されていて「the same thing as (後ろの文章)」であると解釈すると、こんどは or が浮いちゃいます。as を省略してわざわざ「, or」を補っていると解釈するのは不自然です。「, or」の前に the same thing があるので、これは何だと考えると(「as 前の文章」が省略されいて)直前のwhen ... 以下しかなく、which はこれから言う or 以下のものだろうなと解釈できます。 もちろん、普通は挿入句の前後には , があるはずですが、ご質問の文章には誤植のためかなかったようですね。しかし、そういうことは、実用英語ではたまに見かけます。誤植のためかわざとかはわかりませんが、そういう場合は解釈が(彼らにとって)明らかな場合のようです。この場合は、which amounts ... が決まり文句で、よく挿入句として用いられるので、コンマ , がなくても挿入句であるとの解釈が明らかなのだと思います。 実際、which の前に , がないからといって前の文章をうける制限用法と解釈すると、文脈が通らなくなってしまいます。 また、基本的にこの文章は which amounts ... thing がなくても成立します。そのことからも、which amounts ... thing が挿入句であることが推察できます。あとは which と the same thing がどっちが前でどっちが後かという問題ですがその解釈は上で説明したとおりです。 ・・・で私の最初の回答は挿入句であることを見分けるコツ、に対するものでした。 ご参考までに。

ggle
質問者

お礼

書き間違えてました。正しくは、When you take a man's language from him or, what amounts to the same thing, insist~でした。すみません。今頃になって気づきました #1とあわせて、解説は大変わかりやすかったです どうもありがとうございます

  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.3

まず、提示された文章をそのまま読む限り、which amounts to以下を 挿入部とすることは不自然です。その意味では、句読法に問題があり ます。実際、この文は、 When you take a man's language from him, which(what) amounts to the same thing, or, insist that he speak yours, ..... と書かれるべきで、もっと明示的に補うと、 [When you take a man's language from him], which amounts to the same thing, or, [when you insist that he speak yours], ... ということで、2つのwhenの節の場合を取り上げて、そのどちらか の場合には、....以下のことになると主張している文章です。 で、whichは何を指しているのか? ですが、このwhichは明らかに 関係代名詞で、非制限用法です。従って which = When you take a man's language from him です。なので、 which amounts to the same thing, は、「そういう条件は結局以下のことと同じことになるのだが」 いう意味です。 ここは、same thing as のasが省略されていて、そのas以下は、 when you insist that he speak yoursになっているわけです。

ggle
質問者

お礼

すいません 書き間違えてました 本当はWhen you take a man's language from him or, what amounts to the same thing, insist~でした すいません。。 参考になりました。ありがとうございます

回答No.2

アメリカに39年ほど住んでいる者です。 私なりに書いてみますね。 私は学校文法のことにはまったく興味ないどころか、英語を使えるようになるには返って大きな壁となり、英語習得の妨げないし時間と労力の無駄だと信じていますので、もし、試験のための理解を深めると言う理由でこのご質問を断て、そのための回答をお求めているのであれば読み流してください。 この挿入された部分を、言い換えれば、別の表現で言えば、同じ意味になるだろうけど、などと言う熟語としてそのまま覚えてしまうことは出来ないのでしょうか。 このwhichが何を先行詞としているのか、本当に知る必要があるのでしょうか。 または、普通のように、前の部分を先行詞とする、と言う理解ではいけないのでしょうか。 the sameを「同じこと」という名詞としてはいけないのでしょうか。 in other words,と言い換えることが出来るわけですが(フィーリングとして)、このother wordsがこのあとに来るものを示している、と言う理解と同じだと考えては理解・解釈に無理があるというのでしょうか。 言葉である以上、学校文法ではとても納得出来ない表現と言うものは存在するのです。 また、学校文法というものがあるからこそ必要としない知識(と呼ばれているもの)を覚えなくてはならないし、更には、文章をばらばらにして、科学的解釈をしなくてはならない性格を学生に作ってしまうのはそんなに価値のあるものなのでしょうか。 この何十年も使えない学校文法を学生に押し付け、その知識(と呼ばれているもの)をテストするために試験勉強をさせた挙句、6年も英語を勉強してきたにもかかわらず、一言もしゃべれない(犠牲者と飛ばれる)日本人を作り上げ、更に、学校文法においてや優等生であり、学校文法が英語力を高めると信じさせておきながら、自分では間違った英文を書き、アメリカ人にはまったく通じない英語文章を作り、(学校文法ではなく)基本的な重要な文法に関しては理解できていない文法学者さんを作り上げ、更には、真偽を確かめられない初心者に間違ったことを教えるような人まで存在してしまう状況を作ってきたことに対し罪悪感を感じないのはおかしいとは思いませんか? 熟語と言う名前を作って、文法的解釈をしないでそのまま身につけていくと言う英語修得がありますね。 私は非常に自然であり、効率のいい英語習得だと思います。 ご質問の件ですが、in other wordsと同じように、挿入された部分が、後から来る部分のことを言っている、のであって、特別にwhichが後から来るものを先行詞にしているという解釈はしなくてもいいのではないかと思います。 そして、そう解釈している人もいるでしょう。 しかし、この文章全体の意味合いの理解は、私とその人はまったく同じ(はず)だと信じています。 英語を使いこなすためにすることはもっともっとあると私は今でも思っていますので、学校文法にこだわらないでもっともっと奥が深く幅の広い英語力をつけたいと常に思っている私からの回答としてください。 これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 

ggle
質問者

お礼

なるほど 学校の文法にあまり捕らわれてはいけないんですね ためになりました どうもありがとうございます

回答No.1

間違っていたらすみません。 which amounts to the same thing は決まり文句みたいなもんですが、この文章の場合、頭から読んでいったときに、which が前の文章を受けるとしたら、the same thing が浮いちゃいますので、その段階で、which は後の文章を受けると推察できると思います。 そして、この決まり文句を insist ... の後に持ってきたりすると、とても読みづらくなってしまいます。きっとこういう書き方はよくされるのではないでしょうか。