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古典文法で

徒然草の「人はかたち、有様の優れたらんこそあらまほしかるべけれ」 ですが、文末の「べけれ」は何ですか? 「あらまほし」が「あらまほしかる」となっているので連体形接続のなにかだと思いますが、よくわかりません。「べし」は終止形接続ですよね? どなたか教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ichao
  • ベストアンサー率52% (49/93)
回答No.4

 「べけれ」は推量の助動詞「べし」の已然形ですね。ここは、係り結びの結びの語になっているので、文末が已然形になっています。  「あらまほしかる」は形容詞「あらまほし」の連体形です。  さて、そこで「べし」という助動詞は終止形接続と言うことですが、ラ変型の活用をする語には、連体形で接続します。  ラ変型の語とは、ラ変動詞の他、形容詞、形容動詞、助動詞の「たり」や「けり」等です。  例えば、ラ変動詞「あり」に「べし」をつけると、「ありべし」ではなく、「あるべし」になります。このときの「ある」が連体形です。  なお、形容詞の活用表の左側「から・かり・○・かる・○・かれ」をカリ活用ということがあります。このカリ活用は、形容詞の連用形「…く」「…しく」にラ変動詞「あり」がついて、「く+あり→かり」「しく+あり→しかり」となりました。なお、活用表の左側「から・かり・○・かる・○・かれ」は、助動詞に続くことが多いのです。  終止形接続の助動詞は、すべてラ変型の活用語には連体形に接続しますので、覚えておいてください。 「ある+べし」「ある+らむ」「ある+らし」「ある+まじ」等。

その他の回答 (4)

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.5

 No.4の回答でほぼいいのですが、一点だけ補足します。「あらまほしかる」は「あり」(ラ変)の未然形+「まほし」(希望の助動詞)の連体形と分けて考える方がいいのではないでしょうか。

japan0008
質問者

お礼

皆さん回答ありがとうございました。 ラ変で連体形接続だということを知りませんでした。 助かりました。

  • luune21
  • ベストアンサー率45% (747/1633)
回答No.3

係り結びはいいとして、「べし」の接続は以下のとおりです。 1.終止形接続 2.ラ変動詞、形容詞、形容動詞には連体形接続

回答No.2

「べし」は原則終止形接続ですが、ラ変活用語に対してのみ連体形接続になります。 また、「べけれ」は「べし」の已然形ですよ。 活用表をご確認ください。

  • sothemath
  • ベストアンサー率16% (2/12)
回答No.1

「こそ+已然形」では?

japan0008
質問者

補足

ありがとうございます。 係り結びで「べけれ」が已然形なのだとしたら、その元の形はなんですか?

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