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燃料の引火点について。
引火点とは、燃焼が始まるのに十分な燃料が気体中にある温度のことをいうことまでは理解できました! しかしながら、燃料としてこの引火点の値が大きい方がいいのか、小さい方がいいのかがいまいちわかりません。 また、 ガソリンの引火点は >-45℃ 軽油の引火点は >62℃ バイオディーゼルの引火点は >100℃ とかなり幅があるのですが、これはなぜでしょうか? お返事よろしくお願いします。
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引火点(いんかてん、flash point)とは、可燃性の液体物質が空気と可燃性の混合物を作ることの出来る最低温度である。 燃料としてこの引火点の値が大きい方がいいのか、小さい方がいいのかがいまいちわかりません。 使いかによります ガソリンは火花によって点火するガソリンエンジン向けに作られている。 この場合、ガソリンは点火される前に、燃焼できる範囲の中で空気と混合され、引火点より高い温度まで加熱され、それから、点火プラグで着火される。 ガソリン燃料は、エンジンの熱によって点火の前に火がついてはいけない。したがって、ガソリンには低い引火点と高い発火点を持つことが要求される。 ディーゼル燃料は、圧縮比の高いディーゼルエンジン向けに作られている。 ディーゼルエンジンでは、空気は、ディーゼル燃料の発火点を上回るまで圧縮される。その後、燃料は高圧で吹き付けられ、再び燃料と空気が燃焼し始めない範囲のうちに保たれる。 ディーゼルエンジンには、点火源がない。したがって、ディーゼル燃料には高い引火点と低い発火点を持つ事が要求される。 とかなり幅があるのですが、これはなぜでしょうか? 成分が違うから引火点が違います 使用する目的に合わせて、成分を替えているからです
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- ht1914
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ガソリンエンジンとディーゼルエンジンとでは点火方式が異なります。 引火だけで燃料の性質を比べることは出来ません。 ガソリンエンジンではピストンで圧縮したところで電気スパークを飛ばして点火します。引火ですね。 ディーゼルエンジンでは電気スパークを飛ばしません。圧縮だけで点火します。これは引火ではありません。発火といいます。ガソリンエンジンの倍よりも圧縮率が高いです。 発火点は軽油の方がガソリンよりも低いです。 引火点、発火点、オクタン価、セタン価等で調べてみて下さい。