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木質バイオマスで自動車の燃料をつくる方法

間伐材や端材など、森林に埋もれているバイオマス資源を使って、バイオマスエタノールをつくり自動車の燃料にする技術は開発されていると聞いています。今はガソリンに3%まぜる方法が主なようですが、軽油に混ぜることも可能なのでしょうか。どこか実験しているところはあるでしょうか。 また、バイオディーゼルとの違いは、どのような点でしょうか。

みんなの回答

  • aki-can8
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.3

 エタノールを軽油に混ぜることはできませんが、木質バイオマスからディーゼルエンジン用の軽油代替燃料を製造することは可能です。BTL(バイオマス・トゥ・リキッド)と一般に言われています。  例えばドイツでは、08年4月に木質バイオマス等をガス化してBTLを得る世界初の商用プラントが完成しました。このプラントを運営するコーレン社には、ダイムラー・クライスラーやフォルクスワーゲンが協力しています。 http://www.scandoil.com/moxie-bm2/news/german-chancellor-visits-choren-to-mark-completion.shtml http://blog.goo.ne.jp/aki-can/e/0a237e54130519ffb2ed457796938b5a  日本国内ではどうかと言えば、広島にある産業技術総合研究所やhttp://www.aist.go.jp/aist_j/organization/research_center/btrc/btrc_main.html  富山大学の椿先生の研究室などの研究が先進的です。 http://www.nedo.go.jp/itd/fesendo/h17/gaiyou/theme09/report11.html  埼玉県内でも、08年内に民間会社がBTLの製造プラントを建設するという動きがあるようです。  アメリカが進めるエタノールに対して、  ドイツ・日本が進めるBTL(軽油代替燃料)  ・・・・連合国VS枢軸国ではないですけど、  どちらが主権を握るか面白いですね。

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.2

ガソリンエンジンに対するオクタン価と、ディーゼルエンジンに対するセタン価と、燃料に求められる性能が正反対となっている為、エタノールをディーゼル車に使用するのは難しいでしょう。 ガソリンエンジンでは着火させるまで、10倍程度の圧縮による熱上昇で、燃料が勝手に燃え出さない事が求められ、耐発火性の高いイソオクタンを100としたオクタン価が最低でも90以上が燃料の基準となっています。 ディーゼルエンジンは20倍以上の圧縮による熱上昇で、自然発火により爆発が続いて行くので、発火性の高い事を示すセタン価が高い事が求められます。 エタノールのオクタン価は114と高く、ガソリンに加える場合は添加剤としての役割まで果たせますが、軽油に混ぜた場合にはセタン価を大幅に下げてしまいます。

  • say-onara
  • ベストアンサー率47% (27/57)
回答No.1

ディーゼル車はかつて、”豚の胃袋”と異名をとるほど、燃料の質への許容性があったのですが、排気ガスの清浄化の為、燃料噴射システム等かなり軽油の性質に特化されて来ています。 少量なら大きな問題にはならないかも知れませんが、 止めた方がいいです。 燃料ラインのゴム質劣化や、腐食の問題が懸念されます。 混入においては、軽油引き取り税(32.1円)が掛かります。 バイオディーゼルはBDF又はFAME等と呼ばれているようです。 植物油とメタノールを化学反応させ、脂肪酸メチルエステルという化合物にして、低分子化と粘度を下げたものです。

参考URL:
http://kankyou-system-p.com/
denbun
質問者

お礼

バイオディーゼルなら、京都の市バスやゴミ収集車の例のように、ディーゼル車の燃料になっているんですが、エタノールはまだまだむずかしいということでしょうか。排気ガスの規制も強まっているのですね。 ありがとうございました。

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