- ベストアンサー
脂肪酸メチルエステル(バイオディーゼル燃料)
脂肪酸メチルエステル(バイオディーゼル燃料)の引火点につきまして。 以下の原料を使った脂肪酸メチルエステル(バイオディーゼル燃料)の引火点を、それぞれ教えてください。 一般的に、〇°~〇° と、考えられている、というレベルで結構です。あるいは、〇°以上 と、考えられている、というレベルで結構です。 菜種油 ひまわり油 大豆油 パーム油
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
各種油の脂肪酸から脂肪酸メチルを合成するのですね。 出発原料の脂肪酸組成によって、各種脂肪酸メチルの割合が変化しますが、 個々の脂肪酸メチルの引火点は以下のようです。 ステアリン酸メチル 110℃ オレイン酸メチル 113℃ リノレン酸メチル 192℃ リノール酸メチル 200℃ パルミチン酸メチル 113℃ 各種油の組成 菜種油(キャノーラ油) オレイン酸60%、リノール酸21〜32%、リノレン酸9〜15% ひまわり油 オレイン酸40〜60%、リノール酸15〜20%、その他 大豆油 リノール酸 50%、オレイン酸20%、リノレン酸10%、パルミチン酸10%、ステアリン酸5% パーム油 パルミチン酸50%、オレイン酸45%、リノール酸5% 各種油中の脂肪酸組成には品種、栽培地、時期によりバラツキがあります。 これら混合脂肪酸メチルエステルの引火点は、混合物の引火点計算法を 参考にしてください。 https://www.juntsu.co.jp/qa/qa1706.php 因みに、大雑把に引火点は130℃程度になるのではと思います。 合成時に生成するグリセリンや他の不純物は除去されているという前提です。
お礼
御回答頂きまして有難うございました。 大変勉強させて頂き、有難うございました。