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ガソリンの引火点
少し興味があってガソリンの引火点を調べていると、―40℃以下となっていました。この「―40℃以下」というのがよくわかりません。ネットで検索しても、色々な意見があり、どれが本当なのか判断がつきかねません。一番、もっともらしいのは、「ガソリンには色んな種類があり、統一的な引火点〇℃というのがないため」とありました。本当の理由をご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
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石油・ガソリンに含まれる炭素数5~8の 飽和炭化水素の引火点を調べてみました。 個々の成分なら、沸点同様引火点も決まります。 2-メチルブタン -51 ペンタン -49 ----------------- 2-メチルペンタン -32 ヘキサン -22 ----------------- 2,4-ジメチルペンタン -29 2-メチルヘキサン -18 ヘプタン -7 ----------------- オクタン 13 イソオクタン 9.9 2-メチルペンタン -7 2,2-ジメチルブタン -48 2,3-ジメチルブタン -29 石油は、取れる場所によって成分が違います。 そこから精製されるガソリンもその場所と精製技術に よって成分比率が違ってきます。 低沸点・低引火点の成分が多いガソリンは、引火点が 低いわけです。
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- 118639
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ガソリンは-40以上に温度が上がると気化が始まるので、それが酸素と交わり火花などと接触すると爆発状態になると思います
お礼
なるほど。確かに… ありがとうございました。
- heyboy
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自分は危険物取扱 とか持ってないし 一般人ですが。 考察するに その研究者が零下以下の 気温の1℃づつ下げて 引火の確認をしているのではなく まだ、引火出来るか? もう、引火しないか? の「境い目がマイナス40℃ あたりだろう。」と言う事に なっているだけでしょう。 じゃあリアルで マイナス50℃では 引火しないの?と言えば 「実際はエンジンをかける前に エンジンなどを一度、温めて 良い状態にしてからエンジンを かけて、エンジンで温まった 空気(気温)でさらに引火しやすい 要素になっていく。」 だと思われます。
お礼
なるほど。そのようなお考えも有りうるかもしれませんね。ありがとうございました。
- tenteko20
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ガソリンはオクタン価にも幅があるように品質にバラツキがありますが、ガソリンとして認められる仕様の一つとして引火点―40℃以下としているのではないかと思います。 引火点が高ければ寒冷地での始動性にも影響が出るので、 引火点―40℃以下の性能が求められているという事。
お礼
求められる性能ですか。なるほど。そのような書き込みはありませんでしたね。新説ですね(^_^) ありがとうございました。参考になりました。
- kon555
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そもそも『ガソリン』という物質はなく、あくまで特定の性質を持つ石油精製物の総称です。 例えばレギュラーとハイオクのように、『ガソリン』にも複数の種類がありますし、国によってもそれぞれ流通しているガソリンの成分などは異なります。 よって引火点だけでなく、他の物性にも幅が存在します。 ザックリ例えるなら『ビール』みたいなカテゴリですね。概ね製法や成分は同じですが、細かい種類があるのです。
お礼
やはり、種類が多いという事なんですか。なるほど。参考にさせていただきます。ありがとうございました。
- 121CCagent
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https://www.yoshida-oil.co.jp/qa/fuel.html などを読むとわかりますがガソリン自体が混合物で例えばジエチルエーテルのような一つの化合物の事を指してはいないので引火点が「マイナス40℃以下」とか「マイナス43℃以下」曖昧な書き方になっているのだと思います。
お礼
構成要素の混合物が多いので、結果としてガソリンの種類も多くなり、その分、引火点にもバラつきがある、ということですね。なるほど。よくわかりました。ありがとうございました。
お礼
つまり、ガソリンには色んな種類があるので、引火点も色々ある、ということですね?