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和の等しい3数の積の最大値
a+b=6のとき、abが最大になるのはa=b=3だと思います。 a+b+c=9のとき、abcが最大になるのはa=b=c=3だと思います。 すべての場合でやってみれば分かるのですが、 証明はできるのでしょうか。 できるならばどのようにしたら良いのでしょうか。 よろしくお教えください。
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自然数(1からの整数)でいいですよね? まず、abについて。 a=3+x b=3-x (ただし、0≦x≦3) と表すことが出来る。 ab=(3+x)(3-x)=9-x^2 これが最大になるには、x^2=0、すなわち、x=0 であればよい。 よって、a=b=3 のとき最大。 次に、abcについて。 a=3+x、 b=3+y、 c=3-x-y (ただし、x+y≦3) と表すことが出来る。 abc=(3+x)(3+y)(3-x-y) =f(x、y) abcが極値をとるとき、微分(偏微分)がゼロ。 ∂f/∂x = (3+y)・{1・(3-x-y)-1・(3+x)} = (3+y)(-2x-y) = 0 よって y=-3 または y=-2x しかし、y=-3ではb=0になってしまうので、 y=-2x ・・・(ア) 同様に、 ∂f/∂y = (3+x)・{1・(3-x-y)-1・(3+y)} = (3+x)(-x-2y) = 0 yって x=-3 または y=-x/2 しかし、x=-3ではa=0になってしまうので、 y=-x/2 ・・・(イ) (ア)かつ(イ)が答えなので、 x=y=0 よって、 a=3+0=3 b=3+0=3 c=3-0-0=3 ただし、極値とは言っても、極大値か極小値かが分からないので、検証。 極大値を取るときは、x=y=0のポイントにおいて ∂^2f/∂x^2 < 0 ∂^2f/∂y^2 < 0 (つまり、上に凸) でなければならない。 ∂^2f/∂x^2 = (3+y)・(-2) x=y=0のとき、(3+0)・(-2)<0 ∂^2f/∂y^2 = (3+x)・(-2) x=y=0のとき、(3+0)・(-2)<0 合格。 (終わり)
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- sanori
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#2で回答した者です。 うっかり書き忘れましたが、 もしも求まったxやyが自然数でない場合、 xをはさむ2つの自然数、yをはさむ2つの自然数 (たとえば、x=1.5であれば、1と2) のうち、abやabcが、より大きくなるほうを選ぶことになります。
- kabaokaba
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すべてが正の数であるならば 相加平均と相乗平均の関係ですぐ出ます. すべての数が等しいときに積は最大です. どれか一つでも正ではないものが存在した場合は 考える必要があります. 定式化すると g(a1,a2,...,an)=a1+a2+・・・+an-A f(a1,a2,...,an)=a1a2・・・an とおく. このとき,g=0 の条件のもとで f の最大値を求めよ となるわけで, これはラグランジュの未定乗数法で解けると思います
お礼
こういうことも一般化できるところにおもしろさを感じます。 でも、後半の理解はまるでできません。 これからがんばります。ありがとうございました。
- mmk2000
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a+b=6よりb=6-a ab=a(6-a)=-a^2+6a これはaの上に凸の二次関数だから最大がでます。 a+b+c=9 a+b-3=Aとおくと A+c=6 A=c=3の時最大 a+b-3=3 a+b=6 a=b=3の時に最大になります。 細かい部分は付け加えながら証明してみてください。
お礼
うえの3行は理解できました。なるほどという思いです。 下はもう少し考えてみます。 ありがとうございます。
お礼
abについては、ほんとに納得です。 すっきりしました。 下はまだ合格できません。 他を勉強してから考えます。 ありがとうございます。ますます数学がおもしろいです。