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期待値

1個サイコロを投げて出た目の数をkとし α=【(1/2)+(√3/2)i】^kとする。複素数平面上に点A(1)と点B(α)をとるとき、2点A,B間の距離の期待値は? ただしiは虚数単位とする。 α=【(1/2)+(√3/2)i】^k=【cos(1/3)+i sin(π/3)】^k から k = 1 のとき 1 k = 2 のとき √3 k = 3 のとき 2 k = 4 のとき √3 k = 5 のとき 1 k = 6 のとき 0 にどうしてなるのか分かりません。 宜しくおねがいします

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  • kkkk2222
  • ベストアンサー率42% (187/437)
回答No.2

此の問題には、様々な要素があります。 (1)確率・・・此の問題では大した意味をもちません。  単に各事象が1/6でおきると。 (2)期待値・・・各距離に(1/6)を掛けた総和 →(1/6)*総和 (3)弧度法・・・本質的に必要になるのは微積ですので、  度数法(60分法)で書きます。 (4)複素数平面・・・案外出ません、次のSITEが見易いのですが、 http://www.crossroad.jp/mathnavi/category/fukusosuu/index.html MathPlayerのインストールが必要です。 →HOME →数学ナビゲーターでは MathPlayer(フリーソフト) →Download MathPlayer for free! →Download MathPlayer Setup (多分、こうです。何とかなります。) (5)複素数の絶対値(大きさ) (6)ド・モアブルの定理・・・知らなくとも解けますが、本質に関与します。 (7)三角関数・・・図形的処理、複素数の極形式に必要です。 (8)三角関数の加法定理 (9)1の6乗根 ーーーー >>α=【(1/2)+(√3/2)i】^kとする。 此のままでも、解けます。順に【(1/2)+(√3/2)i】を掛けます。 k=1、α=【(1/2)+(√3/2)i】 k=2、α=【(1/2)+(√3/2)i】【(1/2)+(√3/2)i】=【(-1/2)+(√3/2)i】 k=3、α=【(1/2)+(√3/2)i】【(-1/2)+(√3/2)i】=【(-1/4)+(-3/4)】=-1 k=4、α=(-1)【(1/2)+(√3/2)i】=【(-1/2)+(-√3/2)i】 k=5、α=【(-1/2)+(-√3/2)i】【(1/2)+(√3/2)i】=【(1/2)+(-√3/2)i】 k=6、α=【(1/2)+(-√3/2)i】【(1/2)+(√3/2)i】=1 >>点A(1)と点B(α)の距離 (距離)=(大きさ)=(絶対値) 複素数、Z=A+Bi の(大きさ)は、√(A^2)+(B^2)・・・三平方。 k=1、|1-α|=|1-【(1/2)+(√3/2)i】|=|(1/2)-(√3/2)i|=1 k=2、|1-α|=|1-【(-1/2)+(√3/2)i】|=|(3/2)-(√3/2)i|=√3 k=3、|1-α|=|1-(-1)|=2 k=4、|1-α|=|1-【(-1/2)+(-√3/2)i】|=|(3/2)+(√3/2)i|=√3 k=5、|1-α|=|1-【(1/2)+(-√3/2)i】|=|(1/2)+(√3/2)i|=1 k=6、|1-α|=|1-1|=0 期待値 E=(1/6)(1+√3+2+√3+1+0)=(4+2√3)/6=・・・ と出ても、何か・・・。 ーーーー やはり、(6)ド・モアブルの定理 です。 準備。 二つの、大きさ1の、極形式で表された複素数、 Z1=【(cosθ1)+i(sinθ1)】 Z2=【(cosθ2)+i(sinθ2)】 Z1*Z2 =【(cosθ1)+i(sinθ1)】【(cosθ2)+i(sinθ2)】 =【(cosθ1)(cosθ2)-(sinθ1)(sinθ2)】+i【(sinθ1)(cosθ2)+(cosθ1)(sinθ2)】 (8)三角関数の加法定理 =cos(θ1+θ2)+isin(θ1+θ2) Z1/Z2 =【(cosθ1)+i(sinθ1)】/【(cosθ2)+i(sinθ2)】   分母・分子に、【(cosθ2)ーi(sinθ2)】を掛けて、 =【(cosθ1)+i(sinθ1)】【(cosθ2)-i(sinθ2)】 =【(cosθ1)(cosθ2)+(sinθ1)(sinθ2)】+i【(sinθ1)(cosθ2)-(cosθ1)(sinθ2)】 (8)三角関数の加法定理 =cos(θ1-θ2)+isin(θ1-θ2) ふたつを並べると、 【(cosθ1)+i(sinθ1)】【(cosθ2)+i(sinθ2)】=cos(θ1+θ2)+isin(θ1+θ2)・・・(#) 【(cosθ1)+i(sinθ1)】/【(cosθ2)+i(sinθ2)】=cos(θ1-θ2)+isin(θ1-θ2) 上式で、θ1=θ2=θ と置くと、 【(cosθ)+i(sinθ)】^2=cos(2θ)+isin(2θ) さらに両辺に、cos(θ)+isin(θ)を掛けると、 【(cosθ)+i(sinθ)】^3=【cos(2θ)+isin(2θ)】【cos(θ)+isin(θ)】  (#)の繰り返し 【(cosθ)+i(sinθ)】^3=【cos(3θ)+isin(3θ)】 ・・・と続いて、 【(cosθ)+i(sinθ)】^n=【cos(nθ)+isin(nθ)】・・・(6)ド・モアブルの定理。 意味は、 【cos(θ)+isin(θ)】を2乗するとθ(偏角・arg・argument)が2倍、 【cos(θ)+isin(θ)】を3乗するとθ(偏角・arg・argument)が3倍、 【cos(θ)+isin(θ)】をn乗するとθ(偏角・arg・argument)がn倍、 ーーー 此の問題の図形的 IMAGEは、各点B(α)は β=【(1/2)+(√3/2)i】=【cos60度+isin60度】として、 α=β^1=【cos60度+isin60度】 α=β^2=【cos120度+isin120度】 α=β^3=【cos180度+isin180度】 α=β^4=【cos240度+isin240度】 α=β^5=【cos300度+isin300度】 α=β^6=【cos360度+isin360度】                   ・             ・            ・         β^2               β^1       ・                       ・      ・                           ・    ・                             ・   ・                               ・  ・                                 ・ β^3                            A(1)、β^6   ・                                 ・   ・                              ・     ・                           ・        ・                        ・         β^4                β^5          ・                ・                  ・ 各点を結ぶと正6角形となり、                          A(1)と点B(β^1)の距離は、正三角形より 1 A(1)と点B(β^2)の距離は、図形で処理して、√3 A(1)と点B(β^3)の距離は、2 A(1)と点B(β^4)の距離は、図形で処理して、√3 A(1)と点B(β^5)の距離は、正三角形より 1 A(1)と点B(β^6)の距離は、0 尚、6点は (9)1の6乗根。 ーーー

noriko_1
質問者

補足

解説ありがとうございます。 k=1、|1-α|=|1-【(1/2)+(√3/2)i】|=|(1/2)-(√3/2)i|=1について教えてください |(1/2)-(√3/2)i|=1の計算方法を教えてください。 iがあるからどのように計算するのでしょうか?

その他の回答 (2)

  • banakona
  • ベストアンサー率45% (222/489)
回答No.3

>|(1/2)-(√3/2)i|=1の計算方法を教えてください。 複素数a+biの絶対値は √(a^2+b^2) です。だから |(1/2)-(√3/2)i|=√{(1/2)^2+(-√3/2)^2}=√(1/4+3/4)=√1=1

noriko_1
質問者

お礼

どうもありがとうございます。

noriko_1
質問者

補足

どうもありがとうございます。 とても丁寧な説明ありがとうございました。

  • fukuda-h
  • ベストアンサー率47% (91/193)
回答No.1

>α=【(1/2)+(√3/2)i】^k=【cos(1/3)+i sin(π/3)】^k ではなくて α=【(1/2)+(√3/2)i】^k=【cos(π/3)+i sin(π/3)】^kですね さらに、ド・モアブルの定理によって α=【cos(π/3)+i sin(π/3)】^k =【cos(kπ/3)+i sin(kπ/3)】・・・(1) となります 複素数平面でαは原点を中心とする半径1の円周上の点で点A(1)をひとつの頂点とする正六角形の頂点になります。 (1)にk=1,2,3,4,5,6と代入すればいいのです

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