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体と體は全く形が違うのですが・・・
当用漢字の体という字は旧字体とぜんぜん形が違いますが、この二つはどのような関係があるのでしょうか。
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以下、手元の「漢字源」から抜粋; > 本字の體タイは「豊レイ(きちんと並べるの意)+骨」。体は「人+音符本ホン」で、 > もと笨ホン(太い)と同じくホンと読むが、中国でも古くから體の俗字として > 用いられた。 つまり、『体』は『體』の「略字」ではなく、同義の別文字ということのようです。 それが、同義であることから文字が通用され、さらには音まで同じように 使われるようになった、ということなのではないかと思います。
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- trgovec
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回答No.3
ついでながら >礼と禮の場合 「礼」は「禮」の古字(周金文、または「説文解字」所載の古文、籀文、大篆を楷書体に改めたもの)として存在していたもので、字形が簡単なので当用漢字に採用したもののようです。 ご存知だったらすみません
質問者
お礼
再び御教示いただきありがとうございます。かえって古い字体のほうが簡単であるという場合もあるのですね。勉強になりました。
- trgovec
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回答No.2
これは略字と正字の関係ではありません。「体」はもともと「ホン」と読み「そまつ」の意味でしたが、古くから(中国でも)「體」の代用として使われてきたそうです。(新字源) なぜかという理由は資料がなくてわかりませんが、「本」には「おおもと」「元手」という意味があるのでそれが影響しているのかもしれません。
質問者
補足
ご説明をありがとうございます。長年の疑問が氷解いたしました。礼と禮の場合は少し違うのでしょうね。
お礼
音まで変わったということは勉強になりました。どうもありがとうございました。