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フェミニズムとジェンダーフリーの違い
調べていて思ったのですが、フェミニズムは女の権利の主張で、ジェンダーフリーは男女差別の撤廃ですよね?大体同じ意味なのでしょうか?それとも使い方が違うのでしょうか? よろしくお願いします。
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先ず、フェミニズムとジェンダーフリーそれぞれについてネットで検索してみて下さい。 私が検索した所、下記のサイトがトップに出てきました。 ≪フェミニズム≫ 1) はてな↓ http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D5%A5%A7%A5%DF%A5%CB%A5%BA%A5%E0 2) Wikipedia↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0 ≪ジェンダーフリー≫ 3)http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/genderfreeQandA.html ≪ウーマンリブ≫ (参考) 4) Wikipedia↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%96 それぞれ非常に具体的な説明だと思います。出来ればこれらの説明をお読みになって、具体的にこういう所がわからないとか、自分ではこう解釈したが、それでよいのかと言う感じで質問していただければ有難かったです。 さて、私は中年既婚男性ですが、最近の潮流である「男女共同参画社会」に大きな関心を持っています。女性の社会参画を推し進め、その感性・行動力を社会に生かしていくことは、社会の発展に対し大きな貢献を果たすものと認識しています。しかし、長年に亘った男性中心社会は依然として世間に幅を利かせていますから、社会特に男性サイドの理解はなかなかおぼつかず、職場や家庭において男女間のいさかい(というよりも多くの場合は男性側からの一方的な権利の侵害、例えばセクハラやDVなど)があっても、女性側の当然の主張が聞き入れられにくく、男性側に同情的であったり、女性側にも問題があったかのような主張が平然となされることが多いような気がします。 現に多くの男性はいまだに「理想の妻」として、家庭をしっかり守り(子供をしっかり育て、家事をしっかりこなし)、自分の面倒もよく見てくれて、自分の3歩後ろを歩き、自分の言うことを素直に聞いてくれる女性を求めていると思います。 前置きが長くなりましたが、「フェミニズム」は本来、上記HP1に 「(両性の平等という理論に基づいた)女の権利の主張」(『オックスフォード英語辞典』(第2版))或いは「性差別をなくし、性差別的な搾取や抑圧をなくす運動」とあるように、至極当然の女性の権利を再確認するものだったと思うのですが、マスコミにあおられた「フェミニズム」はもっと政治化した、加熱した運動であり、1960年代後半から欧米を中心として盛んになった女性解放運動であった「ウーマン・リブ」というもうひとつの言葉も連想させる所があったと思います。 一方、「ジェンダーフリー」という言葉は、上記3にある通り、「社会的性別(ジェンダー)の押し付けから自由(フリー)になる」という意味の和製英語で、社会的・文化的性差に対する偏見や制度的障壁から自由になることを意味し、固定的な性差関係・社会的性役割(いわゆる「ジェンダー」)を押し付けられないですむようにしましょう、という言葉であり、「フェミニズム」のように概念論で語られる言葉と違い、もっと実践的・具体的な方法論だと思います。 社会の対応も、「フェミニズム」という言葉に対しては、どこか冷めた、傍観的な態度があったと思うのですが、「ジェンダーフリー」という言葉で語られるようになってからは、男性側にも徐々に共感者が増え、以下のような具体的な男女共同参画プログラムの進展や女性の進出が見られ、社会全体の共通認識として女性の権利を擁護する動きが徐々に浸透してきたように思います。 1) 男女雇用均等法の施行(1985年) 2) 職業名の呼び方の改正の動き 看護婦→看護師(2001年の保健師助産師看護師法の改正による)など。 英語でもsalesman→salesperson, chairman(委員長)→chairpersonのように、manの部分をpersonと呼びかえる動きがあります。 3) 男性の職場と思われていた所への女性の進出 (電車の乗務員、航海士など運輸系はじめ、あらゆる分野、そして政治家にも着実に女性が進出してきています。) 4)「DV防止法」の成立・施行 (2001年)
お礼
回答ありがとうございました。