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ジェンダーフリー

男らしさ女らしさに捉われないというジェンダーフリーの意味は、家庭的な事や美容関係が好きな男性を例に出すと ・男性が女性らしい事を好きでも良い(前提として家庭的な事・美容関係を女性らしさと定めている) ・別に家庭的・美容関係=女性らしさではない どちらを指すのでしょうか?

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回答No.1

今世間的に使われているジェンダーフリーの概念を取り違えていると思います。 そもそもジェンダーフリーとは主として「ラディカル・フェミニズム」の一環として運動が展開されました。この運動において用いられる「ジェンダー」の概念は、人文系の学問において一般的に用いられる中立的及び客観的な意味での「社会的文化的性別」という概念とは異なっています。(質問者さんの例はこれに当てはまります) 「ラディカル・フェミニズム」においては、「ジェンダー」とは、男性と女性を平等で相互補完的に位置づけているものではなく、男尊女卑、男が支配し女が従う、男の方が一般的にビジネスなどの能力が高いといった、一方的な支配関係として機能している、と捉えている。 要するに「今の現代社会は男に支配されているので女に平等の権利を!」と言っているので別に家事をするしない、それに対して女らしいと思うか男らしいと思うかは重要ではないのです。フェミニストが求めているジェンダーフリーは例えば仕事での給料平等化や雇用平等化(どんな企業でも男女半々にする、能力は変わらないからという主張)、男女のスポーツ選手の給料平等化(同じスポーツのプロなので平等の給料であるべきという主張、これはマーケットによって決まるものですが、マーケット自体が男尊女卑という主張)、保険金等の性別による女性側の不利条件排除(あくまで女性が保険料が高くなるなどの条件のみに対しての主張)、女性キャラクターの性的アピールがあるゲームの排除(女性キャラクターは性の対象、男性キャラクターは強さの象徴が許せない)等とかです。 ですので、結局「平等」を求めているのではなく、今ままで自分たちが事象「被って来た」事象を裏返したいだけです。