茨の冠というのが一般的で、詳細な種類までは分かっていないようですね。
イエスの罪名が「ユダヤ人の王(を僭称した)罪」とうい事で、民衆がイタズラで被らせたというのを聞いたことがあります。
※()部分はユダヤの議会がピラト(ユダヤの総監)に要求したが、ピラトは拒否したそうです。
もちろん、史実かどうかは闇の中ですが。
ローマの皇帝やオリンピックの勝利者にオリーブの冠を被せる習慣があったので、それに対する皮肉ですかね。
十字架刑もローマの処刑法であり、ユダヤの議会には処刑する権限はありませんでした。
しかし、ユダヤ教の異端者に対する「石打刑」は「私刑」として認められていました。
で、「十字架刑」に拘ったのはユダヤ議会であり、それはイエスを「政治犯」として葬るためだったという説があります。
つまり、ユダヤ議会はイエス派を異端とは認めていない(あるいは認められなかった)のではないかと考えられるわけです。
まぁ、これも仮説の一つに過ぎませんが。