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磔と逆さ磔の違い
戦国時代の刑罰に 磔と 逆さ磔の刑があったと言われますが、 この二つの刑の違いとはなんでしょうか。 どちらにしろ、磔された後、槍などで突かれ殺されるのでしょうが、 わざわざ逆さに磔ることに何らかの意味があったのでしょうか。
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逆磔刑(読みは「さかばっつけ」か「さかさばっつけ」)は 最大限に苦しめてジワジワ殺す刑罰です。 人間は逆さに吊るされた状態では 血液が脳にたまり、脳浮腫をおこしてすぐに死んでしまうので こめかみの静脈を切って少しずつ血がしたたるようにして 長く苦しんで死ぬようにされました。 これは戦国時代などは裏切った武将やその家族など、 江戸時代ではキリスト教徒を弾圧するために用いられた方法です。 いわゆる拷問処刑であって、 磔刑も、どちらにしろ槍でつかれるといいますが、 そんなに簡単には殺してくれません。 長く磔のまま放置され、乾きや餓え、痛みに苦しむことになります。 この種の刑罰は、受刑者が苦しむ様を見せることが 本来の目的であるため できるだけ長く苦しむようにされました。 ですから現在の死刑とは全く次元が異なります。 磔、逆磔、串刺、鋸挽、牛裂、車裂、火焙、釜煎、簀巻、 すべて恐ろしい刑罰でどれも楽には死ねません。
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- 6dou_rinne
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回答No.1
磔よりも逆さ磔のほうが重い刑ですね。 どちらも見せしめですが、そのへんの線引きについては権力者の考え方にもよりますが、反逆者などを逆さ磔にすることが多かったようです。
お礼
この刑を執行した信長の怒りがいかばかりか判りました。ありがとうございました。