• 締切済み

no<比較級>について

比較には「程度の比較」と「性質の比較」の2種類があります。 「程度の比較」は同じ内容に関する比較で、 John is taller than Bill. などがその例です。「性質の比較」は異なる内容に関する比較で、「言い方の是非」と言い換えてもよく、「Aという言い方ではなくBという言い方をすべし」というほどの意味です。 例えば以下の2文の場合、 (1)He is no more young than I am. (2)He is no younger than I am. (1)は「性質の比較」、(2)は「程度の比較」ということになると思います。 この場合は形のうえから明らかですから分かりやすいのですが、 例えばmoreの後に2音節の形容詞が続く場合などは表面上全く同じ形式になってしまうのですが、この場合は「文脈」から判断するというスタンスでよいのでしょうか。 例えば、 The conventional mass media are no less useful than the Internet is. というような文の場合、このless useful が「程度の比較」か「性質の比較」かは前後の「文脈」で判断するということでしょうか。 (最もこの場合は「程度の比較」と考えるほうが合理的だとは思うのですが)

みんなの回答

noname#34242
noname#34242
回答No.3

私もsillywalkさんのように理解していました。私なりに定式化して説明すると、 S is more A than B. という形の文において、 (1)SとBを比べている場合 ⇒ Aの程度の比較 例)She is more beautiful than you.   Sheとyouを比較している⇒beautifulの程度を比較 (2)AとBを比べている場合 ⇒ Sの性質の比較 例)She is more beautiful than pretty.   beautifulとprettyを比較している ⇒ Sheの性質を比較  ということです。ちなみに(2)については、文法書では「【同一人・物の】性質の比較」と説明されていると思います。(1)の場合は主語であるSheと別人格のyouを比べていますが、(2)の場合は「他人」と比べているわけではなく、Sheという【同一】の人について比べているからです。 ですから、私は「性質の比較」よりもむしろ【同一人・物の比較】として頭に入れています。このように理解しておけば、たとえ「more beautiful」のような形式でもthanの後ろを見れば即断できるのではないでしょうか。 than you ⇒「他人」との比較 ⇒ 「程度の比較」 than pretty ⇒「他人」との比較ではない ⇒ 「性質の比較」 ということです。 ~~~~~~ ただ、popring789さんのの言う「性質の比較」の例文である、 He is no more young than I am. については、正直不勉強でよく理解できていません。ですから、私の回答は全くの勘違いの可能性が高いように思います。その場合はあしからず。

noname#42396
質問者

お礼

>ですから、私の回答は全くの勘違いの可能性が高いように思います。その場合はあしからず。 いえいえ、そんなことはありません。 私のほうが何か勘違いしているような気がします。 またよろしくお願いします。

  • sillywalk
  • ベストアンサー率46% (145/314)
回答No.2

比較の対象が何かによって決まるのではないですか? 「性質の比較」というのは He is more clever than wise. みたいなもんですよね。これはもちろんcleverさを比較しているのではなく、He is clever.の程度とHe is wise.の程度を比較してるわけで、moreはbe動詞を修飾する副詞muchの比較級と考えていいです。同じ主語が持つcleverという性質とwiseという性質を比べているのだから<性質の比較>と言うのです。 これを例えば He is more young than I. として、「youngという言葉をつかうなら、私よりは彼こそyoungというにふさわしい」というような解釈を理屈の上では与えることもできますがいかにも作為的で、現実には、それは結局youngの比較級とどう違うのか、ということになってしまうと思います。 従って、性質同士を比較しているのであれば<性質の比較>、そうでなければ<程度の比較>と考えて支障ないというのが結論です。

noname#42396
質問者

お礼

私も#2さんと基本的に同じ考えです。 唯この考え方だと「性質の比較」というものは、 比較文の主節と比較節の主語が同一の場合に限られてしまい、 唯の「特殊な構文」どまりになってしまいます。 これでは全く応用が利かなくなってしまいます。 moreの基本的な意味合いとしては、 (1)manyの比較級 (2)muchの比較級 (3)比較級の一部 この3つの用法がありますが、 ・He is no more young than I am. この場合のmoreは、(2)muchの比較級であり、 比較文の主節と比較節を比較して、 主節の文ををより強調していると考えるのが妥当でしょう。 この考え方は例えば俗に言う「クジラ公式」などにも応用可能だと思われます。 とにかく、もうすこし考えを煮詰めてみるつもりです。 ご協力ありがとうございます。

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.1

はじめまして。 「性質」と「程度」の解釈がよくわかりかねます。 2つの例文の用法を比べてみます。 (1)He is no more young than I am. (直訳)「私が若くないのと同じように、彼も若くない」→ (意訳)「彼は私と同じように若くない」 このnoはmoreにかかる副詞で、moreという副詞を否定しています。ですから、私より「もっと若い」ということはno「ない」、つまり「若くない程度は同じ」と言っているのです。 (2)He is no younger than I am. (直訳)「彼は私より若い、ということはない」→ (意訳)「彼は私より決して若くない」 このno=not anyはyoungerにかかる副詞で、youngerという形容詞を強く否定しています。ですから、私より「若い」ことはno「決してない」、つまり「私よりわかくない」と直接youngerを否定します。 ご質問の例文 The conventional mass media are no less useful than the Internet is. (直訳)「現存するマスメディアはインターネットより役に立たないことはない」→ (意訳)「現存するマスメディアはインターネットと同じくらい役に立つ」 では、noはlessにかかって2重否定になっていますから、これは(1)の用法と同じで、「役に立たないことはない程度が同じ」→「役に立つ程度が同じ」ことを言っています。 ではこれを(2)の用法にするとどうなるか。2重否定のno less=肯定文となりますから、この部分を単純にmoreに変えるしかないのです。つまり、no less~thanのようにno+lessを使った場合、上記の(2)の用法は存在しないのです。 この例文を(2)のように、さらに比較の程度を強めたい場合はnoをnotとして The conventional mass media are not less useful than the Internet is. (直訳)「マスメディアはインターネットより役に立たないなんてことは絶対にない」→ (意訳)「マスメディアはインターネット以上に役に立つ」 とします。Notはnoより否定の度合いが強く、それを「絶対に」で表すことができるのです。 以上ご参考までに。

noname#42396
質問者

お礼

丁重なお返事いただけて恐縮です。 少し考えをまとめてみたくなりました。 もっと問題点を煮詰めて、必要ならば再質問させて頂こうかと思っています。 ご協力本当にありがとうございます。