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遠藤周作の記述に関して
「魅力あるもの、キレイな花に心を惹かれるのは、誰でもできる。だけど、色あせたものを捨てないのは努力がいる。色のあせるとき、本当の愛情が生まれる。」 この文章が遠藤周作のものとして紹介されていたのですが、出典をご存知の方がいらっしゃればご教示ください。ネット上ではどうもこのままの文章では出典までたどり着けませんでした。 一字一句同じでなくともOKです。よろしくおねがいします。
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『愛する勇気が湧いてくる本』ではないでしょうか? 「愛とは苦しみを通して他人と結びつくこと。 美しいもの、魅力あるもの心ひかれることは容易い。 たとえそれが魅力を失い、色あせたとしてしても守り通すことが大切なのだ。」この文章と似ていますよね。 違ってたらごめんなさい^^;
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- oyasumin
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最近好きで遠藤周作のコラム読みまくってました。 スタンダールの「恋愛論」に出てくる結晶作用のたとえを出した後に、その作用が切れたあとにも 一緒にいることが愛なんだと言うことを言いたいらしいのですが、 愛情系のエッセイ・コラムには絶対にこの言い回しや件がでてきますよ。 なので「愛」「愛情」とか題名にあればまずまちがいないです。 1番いいのはNO1さんの回答にある本だと思います。
お礼
なるほど。有力な手がかりありがとうございます。 忙しさにかまけて読めてない、というか買えてすらないのですが、折を見てアマゾンにでも注文してみます。ありがとうございました。
補足
『愛する勇気が湧いてくる本』を入手しまして読んだところ、確かにかなり似た記述を発見できました。 ちなみに『わたしが・棄てた・女』も読みました。求めていた記述はありませんでしたが、人生や愛について非常に考えさせられる作品でした。 回答くださった皆様ありがとうございました。これにて締め切ります。
以前、遠藤周作の本を読んでいた時、いくつかの小説やエッセイの中で、繰り返しそういった文章が出てきていたと思います。 どの本だったか定かに覚えていませんが、それが遠藤周作が書こうとしていたテーマだったと思うので、複数の著作の中で同じ意味のことを繰り返し書いていたようです。 私は「棄てないことが愛だった」というフレーズで記憶しています。 「色のあせるとき、本当の愛情が生まれる」という文章がどの本で出てきていたかは覚えていませんが‥。 多分小説では、『沈黙』や『わたしが・棄てた・女』あたりで「棄てないことが愛だった」という文章は出ていたような気がします。 あてにならない回答でごめんなさい。
お礼
回答ありがとうございます。 『わたしが・棄てた・女』は未読でしたので機会あれば読みたいと思います。かなり考えさせるところの多い作品のようで楽しみです。ありがとうございました。
お礼
確かに似てますね! …でも「色のあせるとき、本当の愛情が生まれる」が欲しい。個人的にここが結構ツボなんです。(笑) でもひょっとしたら伝聞される内にどこかでついた尾ひれなのかもしれず…。 ともあれ手がかりありがとうございました。参考になります。