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戊辰戦争で使われた大砲の威力は

戊辰戦争で使われた大砲の威力はどれほどのものだったのでしょうか? おぼろげな記憶ですが、司馬遼太郎さんの本では、ほとんど威力がなかったと書いてあったとおもいます。 先日「福沢諭吉」という映画をみたのですが、 彰義隊とのたたかいで使用された官軍の大砲の威力はすさまじく、 一発で屋根が大爆発し、炎上してました。 弾は爆発するようなものだったのでしょうか? それとも単なる鉄球でしょうか。 よろしくお願いします。

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回答No.4

アームストロング砲に関しては大きな勘違いがあります。 アームストロング砲というのは英国のアームストロング社が製造した大砲のことで、6ポンド・9ポンドの元込砲(何れも鉄甲弾のみ)と12ポンド以上の先込砲があります。 日本に持ち込まれたアームストロング砲は何れも6ポンド砲で対人攻撃には無力でした。 戊辰戦争で用いられた大砲は、四斤砲、六斤砲、ボートホイッスル、6ポンドアームストロング砲、メリケン砲、モルチール砲です。 主に使われたのは四斤砲という榴弾砲でした。 上野戦争では、アームストロング砲に期待が寄せられたのですが、戦果が乏しく、最終的に鳥取藩による斬り込み隊によって決しました。 会津戦争でもアームストロング砲は壁に小さな穴を開ける威力しかなく、松代藩のメリケン砲によって決着しました。

その他の回答 (3)

  • a-koshino
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回答No.3

アームストロング砲はモニター艦「甲鉄」にも積まれており、艦砲射撃によって五稜郭を降伏させました。 「その破裂尖弾、郭内に落ち迸列し、その勢い、はなはだ猛烈にて郭内の屋根あるいは土堤に当たり、あるいは柱を折りあるいは石をくだき、極めて大害をなせり」

  • mat983
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回答No.2

使われたのはアームストロング砲です。 戊辰戦争より大分前の薩英戦争で、艦砲射撃を受け大打撃を受けた薩摩はこの大砲の威力を痛感していました。 そして戊辰戦争の中で、官軍はこの大砲を武器に戦いました。 加賀藩上屋敷から不忍池を越えて佐賀藩のアームストロング砲や四斤半砲による砲撃を行う。彰義隊は東照宮付近に本営を設置し、山王台から応射するが、黒門口では西郷が指揮し、防備が破れると彰義隊は瓦解し午後5時には戦闘は終結、彰義隊はほぼ全滅した。 http://www.asahi-net.or.jp/~ub2s-yky/shinsengumi/heiki.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E9%87%8E%E6%88%A6%E4%BA%89

  • tanuki4u
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回答No.1

http://www.d3.dion.ne.jp/~ironclad/wardroom/ArmstrongBL/armstrongBL.htm 途中に、司馬遼太郎の本は、この兵器の実態を誤解して書いてあるとの指摘あります。 幕末においては、かなり強力であった旨。

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