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平板載荷試験の「極限支持力度」と「最大荷重度」の違い
建築士を独学で勉強中です。 「平板載荷試験によって地盤の長期許容支持力度を算定する場合、極限支持力度あるいは最大荷重度の1/3のうち、小さいほうの値とする」 「計画最大荷重は、地盤の極限支持力の推定値、または予想された長期荷重の3倍以上とする」 とありました。 一つ目の文の「極限支持力度」と「最大荷重度」はどこが違うのでしょうか? 二つ目の文から、計画最大荷重が極限支持力に満たない場合に最大荷重度を用いる、と推測していますが正しいでしょうか? また、1/3や3倍は両方にかかっているものですか? 平板載荷試験については試験単語レベルのみの理解で、簡単な特徴しか把握できていない状況なのでお願いします。
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建築構造屋です >一つ目の文の「極限支持力度」と「最大荷重度」はどこが違うのでしょうか? →「極限支持力」とは、載荷を行い地盤が塑性化した時点での荷重のことで、 「最大荷重」とは、地盤はまだ弾性範囲内なのだが、載荷装置がこれ以上荷重を掛けられない時点での荷重をいいます。 >二つ目の文から、計画最大荷重が極限支持力に満たない場合に最大荷重度を用いる、と推測していますが正しいでしょうか? →YES。 >1/3や3倍は両方にかかっているものですか? →1/3は最大荷重、極限荷重にかかります。3倍は長期支持力にかかります。 簡単に言えば要するに、試験結果の1/3を設計用の長期支持力としなさい、という意味です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 明快に説明していただきうまく頭の中の整理ができました。