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平板載荷試験の仕組み

建築士独学中です。 平板載荷試験はおおむね、 http://www.cadbox.co.jp/magazine/home/000721/000721.asp の図のように、荷重を平板部分と地盤部分で支えています。 図からだと、8等分されて徐々に載荷されていく荷重は一部地盤を通して逃げてしまい、正確な計測ができないような気がするのですがどういった仕組みなのでしょうか?

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noname#65504
noname#65504
回答No.2

平板試験自体はよく知りませんが、構造実験を経験しているものです。構造実験の考えから参照している図を見て説明してみます。 図を見ると荷重用の土というのは両サイドに支点があります。この荷重用の土は単なる反力を取るためのものです(構造実験における反力壁・反力床の変わり)。 試験開始時点では平板にかかる荷重は0です。 これを手動ポンプによりシリンダーを上昇させて、荷重用の土から反力を得て地盤に所定の荷重を加えます。 荷重は荷重ゲージで測定して確認します。 上記の試験は静的裁荷試験ですので、載荷速度に影響されないことが重要ですので、30分間という時間を1つの段階としているようです。 確かに荷重を与えると地盤は変形しますので、そのれに応じて荷重は減少するでしょう。 しかし同様のことは、この試験にかかわらずどのような静的試験でも発生することですし、時間というパラメータを統一して行うことにより、同条件で計測することになり、結果にその影響が出ないようにしているのではないかと思います。 おそらく30分という時間は、ある荷重を与えたときに変形(沈下)が収束するのに十分な時間と考えられているからではないかと思います。

untipon
質問者

お礼

分かりづらい質問に2つの視点から丁寧に回答下さりありがとうございます。 2~5行目程度でほぼ解決しましたが、後半も興味深かったです。

その他の回答 (1)

  • ys528
  • ベストアンサー率52% (58/111)
回答No.1

8等分されて・・・の意味がよく分かりませんが、 ロードセル(荷重計)と平板の間で荷重が逃げていかなければ、平板に加わる荷重は正確に測定できると思います。

untipon
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 載荷を上部の荷重により調整するという誤った先入観のもとで、ひとつの疑問として、 試験前に極限支持力等から定めた計画最大荷重を8段階に等分割した荷重を順次載荷していっても、荷重が支点に分散していたら、上部の載荷重と載荷板に掛かっている荷重は一致しないのではないか?また、十分な荷重を加えられない場合が出てくるのでは? と考えていましたが、ロードセルで調整するなら問題ないですね。

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