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杭の式なのか地盤の式なのか?
直接基礎の極限鉛直支持力(学会指針) Ru=qu・Aの 単位面積当たりの極限鉛直支持力度quですが qu=ic・α・c・Nc+iγ・β・γ1・B・η・Nγ+iq・γ2・Df・Nq それに対し 地盤の許容応力度(告示) qa=○/3(icαCNc+iγβγ1BNγ+iqγ2DfNq) で、極限か許容かの違いでベースの式はほぼ同じです。 ここからが質問ですが、 単位面積当たりの極限鉛直支持力度quは 杭の極限支持力度ですか? それとも 地盤の極限支持力度ですか?
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(A)地盤の極限支持力です。 杭基礎の場合は、地盤の極限支持力+杭の周面摩擦力が杭の極限支持力になります。 地盤の極限支持力ではなく、N値だけから求めた杭先端支持力を用いることが多いです。 杭の支持力は、地盤から求めた極限支持力と杭体の極限支持力を比較し、 どちらか小さいほうを杭の支持力として用います。
お礼
ありがとうございます。 同じテルツァギからの式なのに 告示は地盤の強さを表し、 学会は基礎の強さを表しているのか? と思い疑問になりました。 つまり直接基礎の極限鉛直支持力Ruは 地盤の極限支持力度に基礎(杭)底面積Aを乗じることで 基礎の極限支持力となるわけですね。 ただし、杭の場合は杭体が先に負ければそこが支持力と言うことですね。