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武士言葉の本を探しています
時代劇で武士が話す言葉 「それがし」「したり」「御意」など、 その他にもたくさんあると思いますが、武士言葉の解説や辞書のような本を探しています。 お薦めの本がありましたら教えてください(出来るだけ簡単な本)
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質問者が選んだベストアンサー
三田村鳶魚(みたむらえんぎょ)の本が一番良いかと思います。この人は明治初期の生まれで、江戸時代の様々な風俗や生活、習慣、文化などについて研究し、著述をしました。時代小説を書く人なら、必ずこの人の本には目を通している筈です。学者の文章ではありませんから、読みやすいです。ただ、武士の言葉だけを特別にまとめたものではなくて、旗本・御家人の生活・習慣を書いた本の中で、言葉遣いについても述べている、というスタイルが多いですね。私も、この人の本で、旗本と御家人では言葉遣いが違うから、誰が聞いても、身分を間違えることは無い、という知識を知りました。 中里介山の「大菩薩峠」という本がありますが、登場人物の言葉遣いについて、例えば 「「旦那様なり奥様なりにお眼にかゝりたう存じまして」と言っている。また奥様だが、これもいけない。「旦那なりおかみさんなり」と言わなければならぬところです。町家で「奥様」というのは、絶対にあるべからざることで」 云々と述べています。
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- hukuponlog
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回答No.2
#1です。武士の言葉について、ということであれば一番詳しいのは、「三田村鳶魚全集 第2巻 お大名の話 武家の生活 武家の婚姻」(中央公論社)でしょう。残念なことに絶版ですが、古本屋を探せば、まだ出てきます。
質問者
お礼
お礼が遅くなりすみません。 早速第2巻をアマゾンで注文しました。 タイトルからしても面白そうな感じがするので楽しみです。 ありがとうございました。
お礼
回答いただきありがとうございます。 武士の言葉や作法を解説した本は、なかなかなさそうですね。 アマゾンで三田村鳶魚を検索してみるとたくさんありますね。 近所の図書館にないのが残念です。 三田村鳶魚の本の中でお薦めの本などありますか? 個人的には「横から見た赤穂浪士」なんか面白いかなと思ったのですが。