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n次元球の体積について

すでに過去にも同様の質問がされているようですが、 一点、教えていただければと思います。 n次元ガウス積分を2通りの解法でといて、 その解を利用して、n次元球の体積を求めます。 n次元ガウス積分が、π^(n/2)になることは分かります。 半径rのn次元球の体積をV_n、 表面積をS_nとしたときに、V_n = K * r^n とすると、 S_n = n * K * r^(n-1)になるかと思います。 ここで、n次元ガウス積分が、 ∫S_n e^(-r^2) dr とおけることが理解できません。 どうかよろしくお願いします。

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  • zk43
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回答No.2

Kを求めたいという趣旨でしょうか。 n次元ガウス積分とは、 I=∫…∫exp(-(x1^2+…+xn^2))dx1…dxn (積分範囲はどの変数も-∞から∞) だと思いますが、一次元のときは値が√πなので、I=π^(n/2) であることはすぐわかります。 これをn次元の極座標に変換すればよいのですが、書くと非常に 長くなりますのでちょっと簡略化して書きます。 (2次元の場合などで実際に計算してみると良いと思います。 円周の長さ×exp(-r^2)が出てくるはずです。その前に、n次元の 座標変換とか、ヤコビアンとかご存知でしょうか?) 半径rのn次元球体Bn(r)の体積をVn(r)、表面積をSn(r)とします。 ガウス積分の計算の仕方として、 [x1,x1+dx1]×…×[xn,xn+dxn]という中の値を合計していくのでは なく、Bn(r+dr)-Bn(r)の中の値を合計していくこととします。 (Bn(r+dr)-Bn(r)は球体の非常に薄い皮のような感じ、りんごの 皮のような) この中では、exp(-(x1^2+…+xn^2))の値はexp(-r^2) Bn(r+dr)-Bn(r)の体積はVn(r+dr)-Vn(r)=dVn(r) よって、 I=∫exp(-r^2)dVn(r)=∫exp(-r^2)dVn(r)/dr・dr =∫exp(-r^2)・nKr^(n-1)dr=∫exp(-r^2)・Sn(r)dr (積分範囲は0≦r<∞) つまり、原点を中心として、放射状に合計していく(積分する) という感じです。 2次元とか3次元の場合でイメージしてみてください。 正確に書くには、n次元の極座標に変換して、ヤコビアンを計算して、 偏角の部分を全部0から2πまで積分してn次元球体の表面積を計算 する、というステップになると思います。

kumav113
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おかげさまでしっかり理解できました。 >(2次元の場合などで実際に計算してみると良いと思います。 > 円周の長さ×exp(-r^2)が出てくるはずです。 この部分で、私の認識ミスが明確になりました。 ここで、変数変換により円周の長さがでるということが、 私にとってキーとなりました。 円周の長さというのが、超球では表面積であると考えれば、 n次元ガウス積分が∫exp(-r^2)・Sn(r)drとなることが、 説明できるのですね。 本当に感謝しております。ありがとうございました。

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その他の回答 (1)

  • rabbit_cat
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回答No.1

> ∫S_n e^(-r^2) dr とおけることが理解できません。 ∫S_n r^(n-1)*e^(-r^2) dr の間違いでは? n次元ガウス積分で、 x1^2 + x2^2 + … + xn^2 = r^2 と置換すると、この式がでてきます。 r^(n-1) は変数置換によるJacobianです。

kumav113
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 > ∫S_n r^(n-1)*e^(-r^2) dr > の間違いでは? このとき、S_nは単位超球の表面積なのでしょうか? それとも、半径rの超球の表面積なのでしょうか? また、n次元ガウス積分が、 S_nを使って、∫S_n r^(n-1)*e^(-r^2) dr のように 表せるのかが理解できておりません・・。 > n次元ガウス積分で、 > x1^2 + x2^2 + … + xn^2 = r^2 > と置換すると、この式がでてきます。 > r^(n-1) は変数置換によるJacobianです。 このヤコビアンはどうすれば求まるのでしょうか? よろしくお願いします。

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