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sum_(n=1)^(∞) [ (r^n) / n ] の値
-1 < r < 1 という条件において、 Σ_(n=1)^(∞) [ (r^n) / n ] Σ_(n=1)^(∞) [ (r^n) / (n^2) ] というのは解析的に求めることができるのでしょうか? 求まるとしたら、どんな式になるのでしょうか? どちらも |r|<1 なら収束半径内に収まっているので値はあるのでしょうけど…どうも求まりません。 高校のときに使った常套手段で、 X = Σ_(n=1)^(∞) [ (r^n) / n ] とおいて rX - X などで求めようとしましたが r が消去できず無理でした。 当方大学院生ですので、高校の範囲内の解法でなくても大丈夫です。 どうか、よろしくお願いします。
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(1) Σ_(n=1)^(∞) [ (r^n) / n ] = - log(1-r) (ただし,-1≦r<1) は対数級数で well-known ではないかと. 証明するなら,無限等比級数の和 (2) Σ_(n=1)^(∞) [ r^(n-1) ] = 1/(1-r) を r について 0 から r まで積分すればOKです. 積分でうまいこと n が分母に降りてきます. (3) Σ_(n=1)^(∞) [ (r^n) / (n^2) ] は上の証明と全く同様の方針でやればよいでしょう. もう1個 n を分母に下ろすには, r で割っておいてから r について 0 から r まで 積分すればOK. 結局, (4) Σ_(n=1)^(∞) [ (r^n) / (n^2) ] = -∫_0^r (1/r) log(1-r) dr ですね. この積分は初等関数では表されません. こっちは -1≦r≦1 でOKです. 項別積分していいのか,というあたりはさぼっています.
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- rabbit_cat
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f(r) = Σ_{n=1}^{∞} r^n = r/(1-r) と置けば、絶対収束なんで、項別に好き勝手にできるんで、 g(r) = Σ_{n=1}^{∞} r^n/n = r * ∫_{ρ=0}^{r} f(ρ)dρ です。 同様に Σ_{n=1}^{∞} r^n/n^2 = r * ∫_{ρ=0}^{r} g(ρ)dρ です。
お礼
絶対収束だから項別積分可能なんですよね。 恥ずかしながら、私は項別積分、知っているにも関わらず思い浮かびませんでした。 回答ありがとうございました!
- Mathematica
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式の意味が分かりません。 ∞ Σ [ (r^n) / n ] ということでしょうか? N=1 そうであれば、解析的に求めることはできます。
補足
はい、 ∞ Σ [ (r^n) / n ] n=1 です。 どうもTeXという文書ソフトで普段書いてるもので、その癖が出てしまいました…すみません。
お礼
回答ありがとうございます。 Σ_(n=1)^(∞) [ (r^n) / n ] は対数級数でしたね… まったく失念しておりました。 おかげさまで分かりました! 丁寧な回答ありがとうございました。