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謙譲語で「ご馳走する」は正しいですか?
友人に「ご馳走するよ」と言われたんですが、なんだか違和感があって、正しい敬語なのか疑問です。謙譲語で「ご馳走になる」というの言いますが、人に奢るときはわたしは「ご馳走する」とは言わないのですが… そもそも「ご馳走」というのは、「立派な料理」という意味だと思っていたので(「ご馳走様でした」などというように)、奢る側の人が「ご馳走する」というのは「立派な料理を食べさせてあげる」という感じを受けてしまいします。 「ご馳走する」というのは謙譲語として正しい用法なのですか?
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へりくだっていないので謙譲語ではありません。 古くは、「客人に料理を“馳走する”」という使い方でしたが、「ご」を付けた受身に用いることが多いので違和感を覚えるのでしょう。 文法的にはおかしいはずですが、現代語としては「ご馳走する」という使い方も普通になりましたね。言葉は生き物ですからあまり拘る必要はないかもしれません。 謙譲語では「馳走いたす」になると思いますが、これでは時代劇みたいですね。 現代的なら「ご馳走させていただく」になるでしょう。「~させていただく」には“許可を得る・同意を得る”の、へりくだった意味合いがあるので、謙遜を表す謙譲表現になります。 ただ、この「~させていただく」は、あまり好ましい表現ではないとされています。 って、とこです! それではゴキゲンヨウ!!! (^^)/~~~
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- garamond
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#1さんの回答にあるように、客をもてなすために“走り回った”ことに対して、客の側が「御馳走にあずかった」と感謝するのが本来の用法です。 ただし転じて「立派な料理」の意味になり、また「おごってあげる (相手の分も支払う)」の意味に使うこともありますね。
- TTOS
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#2さんに同意します。 友人に対してなら,ユーモアとして「ご馳走」が使われると思いますが,格式ばった案内状には「粗餐」と書くことがありますね。 慶弔などのときにしか目にしませんが。
- ANASTASIAK
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「自分の料理を誇って恥ずかしくないほどの立派なものを おごってあげますよ」 という意味です。 本来の謙譲が相手の側に立って用いられる例。自分のこと だからといって「ご」を取ってしまって「馳走しますよ」 などとは言わないことは、日本人であればその違和感が わかりますよね。「ご報告します」と似たような感じです。
- tilt1816
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本来は「馳走する」が正しい。
- intercity
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> そもそも「ご馳走」というのは、「立派な料理」という意味だと おっしゃる通りです。 受ける側が謙って料理の内容を誇張し 「ご馳走」と使うのが正しいでしょう。 ただ、謙譲語でも上下関係によって使い方が異なるとは思います。 > 友人に「ご馳走するよ」と言われたんですが、なんだか違和感があって 友人ということを考えると、 「ご馳走するよ」という使い方は大きく間違っていないと思いますし、 ポピュラーによく使うと思います。 これがkureopatraさんより対等未満であると失礼にあたります。 逆にkureopatraさんの友人が 「ここは私がお持ちします」・・・と言ったら、 それはそれで他人行儀なのではないでしょうか。 「ご馳走するよ」というのは、仲の良い証拠です。
- AVENGER
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本来、ご馳走とは立派な料理のことではありません。(その意味もあるけど) 客人をもてなすため、食事の用意に奔走したことに由来します。