日本では英語を勉強したんですが、この10年程はカナダで日本語を教えています。
~んです。は何かが前提にある時に使います。その前提にまつわる理由とか説明をするんですが、ちょっと余韻を残して自分のフィーリングを漂わせる効果もある様です。例えばクラスに遅れてしまった時(前提)、「電車の事故があったんです(あったものですから)、すいません。」「バスが遅れてきたんです(来たものですから)。」もう一つの使い方は、躊躇する時に使うというのがあります。「電話を貸していただきたいんですが、、、。」「現金の持ち合わせがないんですが、、、、。」これらは、後に来る「よろしいでしょうか?」「他の支払い方法でもかまいませんか?」という様な表現を言うかわりに、その希望をほのめかす、あるいは相手に察してもらう、というものです。この様な間接的な表現は日本文化の背景に、なるべく直接言わずに相手の気持ちを大事にする、などがある事から出て来る表現な訳で、そういう背景を理解する事も大事な事かもしれません。言葉は文化だ!と言いますが、そんな感じかもしれませんね。という訳で、おのずから、理由を説明するのなら、Because ~ということになるでしょう。後の場合などは日本語だけでなく、英語でも同じ様に間接的にいう事もありますよね。Sorry, I forgot to bring cash. . . .などと言えば,相手はすかさず、No problem. If you have Debit card, credit card or personal cheque, we'll take any of those.Does that help?と言ってくれるはずです。私達日本人は自分達だけが遠慮深くて、思いやりがあると考えがちですが、この様な時に感じるのは、結構他の国でも同じ様なロジックが存在しているのでは、、、という思いです。
お礼
Orei ga osoku narimashita ga kaitou arigatou gozaimasu. Yoku wakarimashita.