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日本史の授業
高校の先生をしていますが、専門が地理学で理系の大学を出ています。 今年初めて、日本史を受け持つことになり、授業の仕方がまったく分からず、困っています。
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もう、5月ですよね。これでは困りますよ。自信を持ってください。どういう高校か、クラスの状況等がわからないと、???です。(これで、かなり変わりますよ)。数少ない経験でいえば、私も専門外の授業を持って、後悔もしましたね。もう、奇をてらわず、基本(古典的な授業展開、教科書のマスター)に忠実にいってください。創意工夫の授業などといわずにですね。日本史の場合、最近は世界史との関連が問われますが、まず、時代区分(縄文・弥生・大和・奈良・平安・戦国・織豊・室町・江戸・明治・大正・昭和・平成)感覚と、何世紀(西暦年代)との関係で、生徒は迷いますね。それから、人物紹介ではだめですよ!よく4w1hといいますよね。いつ、どこで、なんで(原因)、その出来事の結果、その歴史的意義(その出来事の結果、歴史にどう影響したのか、次にどういう出来事につながっていくか)ーーこれをきちんと、事件ごとにまとめていくことが最も重要です。これは、日本史・世界史に共通な基本ですよ!日清(1894~95)・日露(1904~1905)以降は、特に世界の動きと連結させていってください。で、第一次世界大戦以降はとくにそうです!それから、理系の地理とは関係ないの?学期に1回程度は、余裕ができたら、何か先生の得意分野との連関を生かした授業は可能でしょう。もっと余裕ができたら、邪馬台国の話をすると喜びますよ。あるコマを持ちまして、1学期は邪馬台国、2学期の前半以降は、どうしても普段はできない第一次世界大戦以降、2学期後半から、問題集ということをやりましたが、これは特殊なコマだから出来たこと。まず、基本に忠実に!ヾ(^_^)BYE
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- tanko16
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歴史大好き人間からのアドバイスなのですが、 実際私が歴史を好きになったのは、中学の歴史の授業がとてもよかったのが、大きなポイントなんです。 その授業では、まず黒板の書き方なんですが、色々な色のチョークを使って人物名には赤とか地名には青とか色分けがしてあって、とてもカラフルでノートを後で見直しても、見やすかったのを覚えています。 また、レプリカなどをもってきて生徒にまわして実際に触れさせていました。 高校の歴史の先生は、イスラム世界の授業をするときは、コーランを流したり、民族衣装を身にまとうなどしていたので、とても印象に残っています。 後やはり、教科書を中心に授業を進めて行くのも大事だと思います。大学受験の際とても役立つと思います。 進学校であるのなら、授業のはじめに5分くらいの簡単な復習テストなんかもいいと思います。ペーパーではなくて、口頭でのテストがなかなかスリリングでいいですね。 それと最後にやはり先生が日本史を好きになってもらわないと、教えられる生徒もついてきません。 geoearthさんは、地理学がご専門ですので地理を交えた授業を進められるのもいいのではないでしょうか。考古学と地理学には、若干接点があると思いますので。
- geography
- ベストアンサー率50% (1/2)
私立の学校で教員をしている者です。専門は地理です。 私の場合、1年目は中学の地理と歴史、2年目は中学歴史と高校の地理および現代社会、3年目は中学と高校の地理、4年目は中学地理と公民、5年目は中学と高校の地理、6年目は中学地理と高校日本史、7年目は中学公民と高校地理……、という具合に、「何でも屋」みたいになっています。特に若いころはいろいろ担当させられることが多いと思います。 生徒にとっては、専門の先生に教わるのが一番よいのはいうまでもありません。でも、一生懸命に授業をやれば、生徒たちだってきっと理解してくれます。私の場合も、専門が地理だということを知っている生徒が、「先生の歴史(公民)の授業はよかったよ」なんて言ってくれることもありました。まあ、お世辞の部分が多分にあるとしても……。 アドバイスとしては、歴史専門の先生がおっしゃるように、「いつ・誰が・どこで・どうした・その結果どうなったか」や「時代の流れ」を念頭に授業を組み立てていくことになるでしょうが、市販の参考書にもそういうことをわかりやすく解説したものがありますので、いろいろ探してみてください。予備校の人気講師が書いたものなどいいですよ。 また、遠回りになりますが、歴史小説を読むのも「歴史を見る眼」を養うのにいいと思います。大学の歴史の先生は、「推理小説を読むのも歴史を学ぶのに有用だ」とおっしゃっていました。 それから、歴史や公民(政治・経済)を学ぶことは、先生が今後地理の授業をするときにもその知識が必ず役立ちます。教員免許だって、「地理」ではなく「社会(地理歴史・公民)」になっているのですから、ご自分の勉強のつもりでやってみてください。 以上、長々と失礼しました。お互いがんばりましょう!!
お礼ありがとうございます。あまり時間もとれないので、簡単に書きますね。言葉だけでも一生懸命さと板書にていねいにまとめてあげていくということをコツコツとがんばっていけば、生徒さんもついてきてくれると思いますよ。地図のことですが、確かに掛け地図を置いていない学校が増えているかもしれませんね。もし、貴校にOHPがあればほんのたまにでも活用してみてはいかがでしょう。それから、NOZOMIさんのいうご指摘はもっともですね。~の違いはある程度、単元のまとめ等でやってみたいものですね。頑張ってください。ヾ(^_^)BYE
- nozomi500
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勉強するほうからいうと、いつどこで・・・という暗記ものばかりだったのが気に入らなかった。 たとえば「平安時代と江戸時代のちがい」 貴族社会と武家社会のちがい、などということをしっかり押さえているかどうか、ですね。 ※自分で「先生をしています」という方をはじめてみたような・・。
#2、3です。つづきです。さきほど、4w1hと書きましたが、いつ・誰が・どこで・どうした・その結果どうなったかーーですね。誰ががぬけていました。それからですね、生徒には年表学習…これはテキストの年表を覚えろではないんですよ。年表を自分で作成しようという企画です。テキストのような文章で長々となる年表ではなく、端的な単語で年表をつくっていく、メモ的につくっていくという学習方法です。これを高校生なら、できるでしょうということでやっていくのもいいですよ。その年表をいつでも活用できることによって、歴史に強くなっていけるんですよ。そういう授業も手ですよ。ヾ(^_^)BYE
#2の者です。つづき!最近の生徒は地図に疎いですよ!日本史の授業でも地図帳を持参させてください!で、先生も掛け地図を用意しましょう。よく、戦などの話をしても、それってど~こ……となります。条約名で地名がつきますが、それってどこ???というのが現実! ではではヾ(^_^)BYE
- hanbo
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教育課程にしたがって、教科書と教科書の指導書に基づいて、指導案を作成するしかないでしょう。校内に日本史や世界史を教えた経験のある教員は、1人ではないでしょうから先輩の先生にアドバイスをもらってください。 余談ですが、授業が出来ないのであれば、校内分掌で受けるべきではなかったと思います。そのような状態の中での、生徒が可愛そうです。
お礼
お返事です。 本校には日本史ができる先生は1人もいません(3月に転勤)。そのため、日本史に詳しい人が全くいなく、みなやりたくない(教えられない)状況の中で分担することになりました。 そのため、進学クラスでは基本的なことしか教えられず、生徒からは非難を浴びています。他の先生方も同様です。 まず、問題なのは教科書・指導書の内容がの内容が難しすぎて分からないことです。 最後に、私は世界史は得意なほうです。日本史は世界史よりも内容が細かすぎて、よく理解できないのが現状です。
お礼
色々とありがとうございます。 日本史で分からないことは、「いつ・誰が・どこで・どうした・その結果どうなったか」のの流れをどう教えたらいいかが悩んでます。私が授業すると単発的に言葉がでるだけで説明になっていないということ。さらに頭の中では理解できているけど言葉では説明できないというのが問題です。 さらに本校では日本史ができる先生がいないため、質問をすることができず、他の先生方も日本史ができないのに仕方なく担当しているというのが実状です。また、歴史教育に重点をおいていたためか掛け地図がなく、私が行いたい地図を使った授業ができません。 世界史だと地理の分野(地形・気候など)から、授業をもっていけるんだけど、日本史は全くそのようなことができずに困っています。