- 締切済み
太平洋戦争の英語名
1941年から1945年までの日本対連合国の戦争で、"Pacific War"以外の言い方ってあるんでしょうか。 "Second Sino-Japan War" "War of Resistance Against Japan" は日本対中国の言い方になってしまうので除外されると思うのですが..
- みんなの回答 (9)
- 専門家の回答
みんなの回答
- caesar-x2
- ベストアンサー率46% (251/542)
周知のように、日本の戦争は1931年からで、 中華民国も連合国の一つなんで、 非常にこんがらがると思いますが、 1941年から1945年の間の、日本で「太平洋戦争」と 呼ばれている戦争は、あくまでも通称です。 これは戦時中は大日本帝国は、満州事変と上海事変を 事変だと言い張り、戦争じゃないという立場を取っていたので 実際には1931年および日中戦争が、 ”支那事変”と称され、公式には戦争でなかったことになっていたので、 1941年に日本がアメリカに宣戦布告すると「大東亜戦争」だと称して 初めて戦争を認めたわけですが、 こういう事変という詭弁で国際法違反を隠す日本の姿勢は 海外から無視されていたので、英語では太平洋戦争という表現もないわけです。 ちなみに、大東亜戦争というのは大日本帝国が戦中に称した名前で 戦後にはこれは廃止されます。この名称には大東亜共栄圏という 軍部独走で勝手に始まった大陸侵略を後から説明する論理と、 自己弁護のプロパガンダつきの名称なので、今使う人はいません。 時代錯誤で、非論理的ですから。 さて、アメリカやイギリスといった英語圏の立場から考えると、 中国と日本の戦争は彼らにも関係ないので、 彼らにとっては、ヨーロッパでヒトラーのポーランド侵攻によって始まった 第二次世界大戦に、日本も途中で”加わった”ということなのです。 だから戦争の名前は、あくまでも”World War II”か“the Second World War”なのです。 太平洋での戦争という概念は特別はなくて、 あってもそれは”太平洋戦線”ということです。 だから"Pacific War"以外では、”Pacific front”という言い方もあります。
- PENPENMAKKY
- ベストアンサー率17% (344/1984)
1941年から45年までの日米戦争でPacific Warという名称は 国際法上では使用出来ません。 国際法ではEast Asia Warとなっています。 Pacific Warは19世紀のチリ・ボリビア間で行われた戦争を指します。
- bougainvillea
- ベストアンサー率21% (185/853)
Pacific Theaterがニュアンスとして近いと思います。
- hinode11
- ベストアンサー率55% (2062/3741)
#5です。誤まりの箇所があるので訂正します。 (誤)昭和41年(1941)12月8日 (正)昭和16年(1941)12月8日 (誤)昭和41年12月12日、閣議決定 (正)昭和16年12月12日、閣議決定
- hinode11
- ベストアンサー率55% (2062/3741)
質問者はアメリカかイギリスかオーストラリアの方でしょうか。あの戦争の英名についての質問ならばよく分かりませんが、和名でよろしければ回答できます。 昭和41年(1941)12月8日に日本が対英国、対米国戦争を始めたとき、日本政府は戦争の呼称を次のように閣議決定しました。 『 今次の對米英戰は、支那事變をも含め大東亞戰爭と呼稱す。大東亞戰爭と稱するは、大東亞新秩序建設を目的とする戰爭なるを意味するものにして、戰爭地域を東亞のみに限定する意味に非ず。(昭和41年12月12日、閣議決定) 』 昭和12年(1937)7月に始まった支那事変(日本軍と中国の国民党軍との戦争)を含めて大東亜戦争と総称すると決めたわけです。そして政府は、戦争目的が欧米の植民地体制を破壊し、東アジアの人々を白人支配から解放することにあるので「大東亜戦争」と呼ぶのであって、戦争地域を東アジアに限定するという意味ではない、と説明しました。当時、イギリスはインドとビルマを、オランダはインドネシアを、フランスはベトナム、ラオス、カンボジアを、アメリカはフィリッピンを植民地にしていたのです。なお、中国各地はイギリスやフランスなど欧州勢の経済権益がひしめいており、中国もまた半植民地状態だったのです。 失礼しました。
- Liliy-white
- ベストアンサー率21% (3/14)
外国語大学学生です。 複数の留学生と外国人講師、アメリカ・ドイツ・イタリア・中国・スペイン・カナダから来ている教授に確認しました。 特に意識せず、一般的なことを話す場合は“World War II”か“the Second World War”。書き言葉なら“WWII”でもいいそうです。 映画や書籍、専門の講義中などで、特に日米戦に視点を置く場合はNo.2の方の回答通り“the War in the Pacific”。“Pacific War”でもいいそうです。 いわゆる日中戦争(言うまでもなく、正式には日支事変。当時、中国はありませんから宣戦布告できないことも含めて戦争はできませんから)は、“the Japan-China War”だそうです(しかし、「支那」「日支」が言葉として存在する事実を押しのけて、デフォルトで変換できないワープロ・ソフトってどうなんでしょう?)。 ひとりの教授によると、中国の歴史は西洋の大学ではあまり一般的でなく、どの王朝でも広範囲の地域名「China(支那)」で一括りにするらしく、“the Japan-China War in 1937”など、年を入れるそうです。“Second”としてしまうと、人(国)の認識によってどれを2番目とするか変わってしまう可能性があるので、確実な年号表記をするそうです(英語は複数国で使われるのである程度慎重になる必要があるそうです)。 “War of Resistance Against Japan”については偏見を語感に感じ、外国人に聞いていないのですが、この言葉をグーグルで検索したところ、日本国内・国外問わずかなり偏った意見を持つウェブ・サイトばかりがヒットしましたので、使うのは控えた方がいいかと思います。 No.2の方の“The War Against Japan”についてはグーグルで検索しましたが、特定の思想の書籍名の引用やちょっと違った意味の言葉が引っかかってくるので、個人的には「?」です。 No.1、No.3の方が言及されている「大東亜戦争」ですが、No.1の方の意見は完全に誤用であり、No.3の方の「国粋主義者」は言い過ぎですね。 「共産党軍と国民党軍と戦った戦争」という意味での「大東亜戦争」は的を射た言い方でしょう。しかしながら、日本が連合国軍と戦ったのは主に太平洋上です。勿論、「国・共軍を援助していた」という意味で日本は東アジアで連合国軍とは戦っていたわけですが、その論理をこの質問に適応させるのは少々、偏狭ですね。 No.3の方の意見は、日本がした戦争にはかなりのバイアスがかかって見られているため、「大きな東亜での戦争」という意味に解釈できるこの言葉を使う人を「国粋主義者」としてしまうのは乱暴で、差別や言論統制を生みかねません。ただ、「大東亜“聖戦”」と言う人がいたなら思いっきり後ろ指を指してもいいかもしれませんね。 個人的には、日本が関わった第二次世界大戦は、「太平洋戦争」と「大東亜戦争」という日本が同時期に戦った、「複合的なふたつの戦争」とするのがいちばん論理に適っているのではないかと思います。 とりあえず、“Great East Asia War”は一部でしか使われておらず、それも特定思想の書籍の引用か日本人が翻訳しているウェブ・サイトがほとんどですので、論文やなにか公にする文書での使用は適当でないでしょう。 英語表記はそれぞれ「“the”が付く・付かないを気をつけて使え」だそうです。 以上です。長々とお付き合いありがとうございました。
- nacam
- ベストアンサー率36% (1238/3398)
「World War 2」 または、「the Second Waorld War」が正式な名前です。(第二次世界大戦) 「大東亜戦争」とするのは、国粋主義者です。
- a-koshino
- ベストアンサー率23% (102/441)
他には "The War in the Pacific"(形が違うだけですが) "The War Against Japan"(ドイツとの戦いと対比する場合に使われやすいかな) なお『大東亜戦争』という名称は、「主戦場は中国だ、戦ってるのはオレたちだ」とする陸軍のごり押し(海軍は『太平洋戦争』を主張)で正式名称となりましたが、いかに『大』を付けたとしても、南はオーストラリア(日本軍に爆撃されました)、東はハワイ、北はアリューシャンに至る地域を東亜、すなわち東アジアとするのは、いくらなんでもおかしいので、そのまま英訳して使うと、第二次大戦に詳しい相手ほど、とまどうかもしれません。 自分としては、名は体を表わした方がよいと考えます。
- 風車の 弥七(@t87300)
- ベストアンサー率24% (1392/5660)
太平洋戦争はアメリカの呼び名です。 日本では「大東亜戦争」が正式名称です。 英語 「Greater east Asia war」 こうなります。 ご参考まで。