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太平洋戦争敗戦のあとの日本
今の日本人に民族意識というものはまだ残っているでしょうか? 天皇陛下は象徴になってしまい、自国はアメリカがいないとろくに防衛もできない。戦争に負けてからというもの、 アメリカに慣らされてしまった感もあって日本人の思想的裏付けというか民族としての誇りは 太平洋戦争に負けた時に全部消し飛んでしまったようにも思えてきます。 今の日本がこれこそ日本とかって誇れるものって何かあるのでしょうか? よく、中国や韓国は民度が低いという言葉も聞きますがでは日本人はどうなのかと言われれば、そんなには愛国心がある とはいえないかもしれないし中国みたいに反日運動みたいな民族に関する盛り上がりはなにも無い気がします。 前は学生運動というものもあって日本の若者もそれなりに日本民族として自覚や誇りがあったらしいですが 今はそういうのも無いです。日本の良さといえば「わびさび」「大和撫子」「素朴」といったようなものの 気もしますが、今は萌えとかキモカワとか分かり難いものが日本の売りになっています。 ゆく年くる年を見ていて、日本だなあと感じているのにはっとしました。 こういうのを見ないと日本民族を思い出せなくなっているのかとも感じました。 他の方は、日本国や日本民族としての誇りや意識をどこに見て、どうやって維持しているのでしょうか? 何となくアメリカ国日本州のように思えてきます。相撲なんかも朝青龍や時津風問題で国技など恥ずかしいくらいですし。 演歌というものがまったく流行らなくなってきている現状を見ても、 大和民族の精神なんてものは大日本帝国崩壊とともに死んだのかもとも思えます。
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- henokuappa
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日本人の精神性は農耕によって培われていったものだと思います。 武士の台頭などによって政治形態は色々変化しても 生活の根底はいつも農耕と漁労とがあり 農耕は単独でやっていけるものではなく 共同作業の中で和の精神が養われていったのだろうと思います。 現代は武の精神はほとんど廃れたように見受けられますが 和の精神性はまだ残っているように思いませんか? 最近はキリスト教文化の影響で愛という言い方に変わってきた感じがありますが 僕としては和の精神性と愛はまったく別物に思えます。
- aran62
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もともと日本国民には民族意識・愛国心・国を思う心・国を守る気概等国家を構成する柱になるという精神的部分は有りません。 二千年来日本国の歴史の中で、国民が自らその様な意識を持った事も行動した事も有りません。 あくまでも、天皇を長にしたお上の指示に従って行動してきました。 愛国心もお上があっての愛国心で、自らが考えこうあるべきの愛国心ではありません。 民族意識は、世界と戦争する為の大儀名分として必要で無理やり明治時代に植えつけたものであり、お上あっての民族意識で、国民が一人一人日本国を思ってのものではありません。 大和民族の精神なんてものは元から無いものです。 あなたが指摘した日本らしさの伝統はなくなってきていますが、それは民族意識とか何ら関係の無いものです。
- suunan
- ベストアンサー率14% (224/1569)
「自国はアメリカがいないとろくに防衛もできない。」 日本の軍事費は世界トップレベルだそうですよ。 戦力はそうとうなものでしょう。 攻められたとき日本を守るのは自衛隊です。 「これこそ日本とかって誇れるものって何かあるのでしょうか?」 料理や着物など伝統文化で高く評価されているものがいくつもあります。 柔道は日本から世界に広がりました。 また、ロボット工学や総合格闘技は日本が世界最先端です。 「中国みたいに反日運動みたいな民族に関する盛り上がり」 対外的に敵対するのは盛り上がらない方が良いでしょう。 「前は学生運動というものもあって日本の若者もそれなりに日本民族として」 その学生運動は内乱的なものであって国内の統一とは逆です。 「萌えとかキモカワとか分かり難いものが日本の売りになっています。」 それは格別対外的なウリではありません。 わびさびが低調になったという傾向もありません。 「他の方は、日本国や日本民族としての誇りや意識をどこに見て、どうやって維持しているのでしょうか?」 古来の文化が多く残っているし、 現代的なものでは 「怪獣とアニメロボット」があります。 このふたつのデザインが生まれるのは地球上でほぼ日本だけと 言えます。根本的に「いけばな」と同じものであり、 小宇宙としてのいけばなは日本にしかありません。 また、アメリカの巨大生物と日本の怪獣の違いは ドラゴンと龍の違いです。ドラゴンは強い人間に倒される存在ですが 龍は神様であり、日本の怪獣映画は「怪獣が人間を裁く」構造になっています。また、日本のビルは最も「壊されて美しい形」をしており、 滅びと再生、移り変わりの世界観は四季を持つ農耕民族性に 基づいたものです。 また、日本が一番で二番以下は足元にも及ばない文化に 漫画があります。これは、日本特有の縮小の文化のひとつだし、 長方形を神聖視(畳を含む建築などで明らか)する日本人の 美意識が底にあります。 このように、現代文化の中にも日本人のアイデンティティは 脈々と生きています。 「アメリカ国日本州のように思えてきます。」 1960年代まではそんな印象もあったらしいですが、 現代は違いますよ。 「演歌というものがまったく流行らなくなってきている」 根強い人気がありますよ。氷川きよしのような若い人材もいるし。 「大和民族の精神なんてものは大日本帝国崩壊とともに死んだのかも」 これといって根拠が無いですね。
お礼
いくら戦力があっても日本の場合、国会でいちいち会議をしないと 何もできないではないですか? 今、北朝鮮が核ミサイルを日本に乱射したとして 日本が即座にこれをすべて撃破することが可能なんですか? 可能だというなら根拠をお願いしたいです。 日本食や着物についてはその通りだと思います。日本食が海外では高く評価されているそうですね。 わびさびや日本人特有の感性の豊かさは残念ですが減ってると思いますよ。 だから「学級崩壊」や「核家族」なる言葉も出てきたと思います。 少し前だと、キレる子供が問題でしたが最近ではキレる老人や キレる患者がむしろ問題になっています。 演歌の衰退について目を覆うばかりです。演歌の大御所の北島三郎氏も嘆いているとヤフーのニュースで見たことあります。
- turukame2005
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若い人にはピンとこないかもしれませんが、戦前の国民に、今より愛国心があったかどうか、ということは、極めて疑問です。 もちろん、今より時代が古いため、日本の古いものが残っていたのは事実です。 若い人に、なぜ、そうした混同が起こるかというと、戦前の軍人や右翼政治家、軍需産業などが、自分たちの出世や金儲けの道具として、民族主義を煽ったからです。 日本古来の文化とは、実はあまり関係がありません。 よく似た例として、ユーゴスラビア紛争があります。 あの国は、多民族国家で、セルビア人やクロアチア人などが住んでいます。 大戦後、偉大なチトーが治めているいるうちは、各民族は仲良くしていたのですが、実質的に死後を継いだミロシェビッチが理念で国内をまとめられず、自分の権力を維持するために、セルビア人の民族主義を煽りました。 その結果はご存じの通りで、セルビア人による民族浄化、つまりクロアチア人たちの大量虐殺まで進みました。 「自分たちは常に正しくて、自分たちの文化だけが価値があって、周囲の民族はみんなバカだ」 どこぞで聞いた話です。 実際には、他国の文化は、多くの場合、科学技術や資本とともに入ってきます。 戦争に負けたから、欧米の文化が入ってきた訳ではありません。 民族というのは、自分たちより進んだ科学技術を導入する時、文化まで一緒に導入してしまうのです。 逆に、今、アメリカやアジアで日本ブームが起きているというのも、これが背景になっています。 いわいる文化には、障子やゲタといった外形的なものから、精神的な国民性まで、いろいろなものが含まれます。 そうしたものは、当然、時代とともに変化してゆきます。 なにを受け入れ、なにを残し、なにを捨てるのか、というのは、誰かが決めることではなく、社会が自然に決めてゆくことです。 もちろん、異民族から受け入れたものも、国民の中で自然に咀嚼され、変化していきます。 そうした意味で、私は日本人のアイデンティティが弱体化しているとは思いません。 文化論は、ひとつ間違えると、「昔は良かった」式の、クソジジイの繰りごとになってしまうのです。 また、本当の意味で、自分たちの文化に自信があるということは、異民族の文化にも率直に敬意を払うことができる、ということを意味します。 最近のネット右翼の唯我独尊や、戦前の軍人の狂信は、自分自身の劣等感の裏返しでしかありません。
お礼
どうもありがとうございました。 異文化の良いところを素直に受け入れて自国の文化のひとつにしてしまえるというのがそもそも日本人だったようにも思います。 それは韓国などで一部問題になっているパクリというものとは性質の違うものだと思っています。 ただ昔よりはやっぱり人間同士の顔が見えにくくなってきている気はします。 盆踊り的なものも以前と比較して減ってきたようにも思いますし、日本独自の着物を着る機会も 随分と減ったように思います。この辺りも民族意識とは別問題かもしれませんが。 混同しやすいのが「昔ながら」というのがその民族性だと思ってしまいがちなところですよね。 でもそういうものにその特色が見やすいのは確かだとも思うしけっこう難しいです。
- 0102S
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愛国心のなさもある意味、大東亜戦争後アメリカの洗脳に近い、個を主とした民主主義洗脳プログラムの影響かもしれません。戦争を始めた日本が悪者として扱われていますが、全く悪くないととはいいませんが、その時代のあらゆる国でなされいた政策が「戦争」です。その自国の罪を、さも世界一悪いことをしたと言い、アジアへの侵略・従軍慰安婦・南京大虐殺など、あらゆる資料を見てみれば、それがいかに作られた、誇張されたものなのかわかると思います。過剰ともいえるその自責の念・国家を無視した個の主張が、愛国心のなさ・民族意識の低さにつながるのだと思います。私たちは祖先の上で生かされているのだと思います。
お礼
ありがとうございました。戦争に負けたという宿命は日本人は連帯責任として 背負っていくしかないものと思います。本来でしたら日本なる国はとっくに地図から無くなっていて当然のところを アメリカのマッカーサーさんたちが情けで国を残してくれたから日本が辛うじて残っただけのことですから。 でもだからといって何もかもアメリカに尻尾を振るだけというのももの悲しいことと思います。
お礼
他の方にも混同していると言われました。そうかもしれません。 松下幸之助さんは生前、日本には明確な方針がなく、若者が自信を持てなくなっていて だから国訓、国是をきちんと明確に若者に示してあげないといけないと 言っていたそうです。 北朝鮮みたいに権力による無理強いは悲惨で認められませんが、伝統的なものが 見えなくなってくるとアメリカと変わらない感じなので少し寂しいと思いました。