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逆写像について

逆写像について質問です。 教科書で定義を見てもいまいち理解できません。 具体的な例を挙げます。 いま、A={a,b,c,d,e}とし、AからAへの写像fを f={(a,c),(b,a),(c,d),(d,b),(e,e)} とするとf^(-1)の値はどうなるか? 自分が考えたのは、単にそのまま逆にして f^(-1)={(a,b),(b,d),(c,a),(d,c),(e,e)} となるのではないかと思ったのですが、これで合っていますでしょうか? 逆写像の考え方等どなたか詳しい方は教えてください。 よろしくお願いします。

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  • zk43
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回答No.2

定義は 写像f:X→Yの逆写像f(-1):Y→Xとは、y∈Yに対してf(x)=yとなるx∈X を対応させる規則のことですね。 これはfが全単射でなくてはちゃんと定義できません。 たとえば f:{a,b,c}→{a,b,c} を f(a)=a f(b)=a f(c)=b などと定義すると、 f(-1)(a)はaとbの2つ f(-1)(b)=c f(-1)(c)はない などとなって、f(-1)が定義できません。 これは、fが単射でも全射でもないからです。 また、 f:{a,b,c}→{a,b,c,d} を f(a)=a f(b)=b f(c)=c と定義すると、 f(-1)(a)=a f(-1)(b)=b f(-1)(c)=c f(-1)(d)はない となって、f(-1)は定義できません。 これは、fが単射ではあるが、全射ではないからです。 しかし、単射ではあるが、全射ではない写像f:X→Yに関して、 f(-1)の定義域をf(X)に限定すれば逆写像がちゃんと定義できます。 また、f(-1)の逆写像はもとのfになります。 集合XとYの間に全単射f:X→Yが定義できるときにXとYは対等といって、 X~Yなどと書きます。XとYが有限集合なら、XとYの要素の個数が等しいときのみ可能です。 XとYが無限集合でも、たとえば、 X:自然数全体の集合、Y:偶数全体の集合 として、f(n)=2nと定義すると、fは全単射で、X~Yであり、 f(-1)(2n)=nで逆写像はちゃんと定義できます。 すなわち、XもYも無限の度合いが同じということです。 また、X:自然数全体の集合、Y:有理数全体の集合 としても全単射f:X→Yがちゃんと定義でき、X~Yです。 すなわち、有理数全体の集合は1、2、3、・・・と番号付けを することができます。 (これは最初は不思議で、ちょっと難しいですが、数学者カントール の考えた方法で、本当です。) しかし、X:自然数全体の集合、Y:実数全体の集合とすると、 全単射f:X→Yは定義できないので、X~Yではありません。 すなわち、実数全体の集合は無限の度合いが自然数全体の集合より 高いということで、1、2、3、・・・と番号を付けてすべてを数 え上げることはできません。 逆写像を考えるときは、定義域、値域をしっかり念頭に置くことが 肝心です。 どのレベルの方かわからないので、いろいろ書いてしまいました。 (ほとんど集合の教科書に書いてあると思いますが。)

ese_progra
質問者

お礼

ご丁寧な説明ありがとうございます。 カントールの考え方は授業の中で聞いた気がします。 運動会の玉入れ競技で玉の数を数えるときと同じだとかなんとか・・・。 でもやっぱりまだ僕にとっては少し難しいです。色々考えてみます。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • ojisan7
  • ベストアンサー率47% (489/1029)
回答No.1

それで合っています。ese_prograさんは逆写像を正しく理解しています。もう少し自信を持っても良いのではないでしょうか?

ese_progra
質問者

お礼

ありがとうございます。 どうもあまり得意でなく自信が持てないみたいです。 できればなにか説明をしてくださるとありがたいのですが・・・。

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