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ISO取得について(または同業同種との差別化について)

特例有限会社として建設工事請負業を営んでいるものです。 1.工事を行うにあたり、その「正確さ」いわゆる「手抜きは一切しない」というようなもの(稚拙な表現ですが…)を、会社の肩書きとして名乗りたいのですが、どういったものがありますでしょうか。 2.例えば、ISO取得などは非常に垣根の高いものなのでしょうか。 3.また建設工事請負業において、これ↑に変わるようなものはありますでしょうか。 「安かろう悪かろう、の仕事はしたくない」との気持ちから、利益追求<作業完成度、といった経営方針になってしまっております。もちろん「安くて良いもの」を目指して作業を行ってはおりますが、仕入材料の価格を抑えるのにも限界があるのが現状です。 4.一般の受注者からは、この「作業完成度」といったものの中身は見えづらく、それを「価値」として売り込むにはどうしたら良いのでしょうか? 5.この部分を何らかの「資格」「免許」なりで証明できる方法があれば、他社との差別化もはかれると考えるのですが、それは具体的にはどういったものがありますでしょうか? どなたか専門的に詳しい方、あるいは案をお持ちの方、どうぞご教授いただければ幸いでございます。働けど働けど我が暮らしは楽にならず、の毎日であります…よろしくお願いいたします。

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回答No.1

その前に、1件5,000千円以上の工事を行っているのなら、「建設業」の許可を受ける必要がありますよ。 もし該当し、許可を受けているのなら、看板を会社の前に掲示しなければならず、また見積書、納品・請求書に許可ナンバーを記載しておけば、信用性のある会社と見てもらえると思います。 ※該当し、許可を受けていないのなら、市町村の土木事務所に相談に行って  ください。  該当しない場合(5,000千円以上の工事を請け負っていない場合)は何も  しなくて構いませんが。   *5,000千円の工事とは、空調工事等でのエアコン代金等品物は含みませ   ん。空調配管敷設・電気工事等あくまで工事にかかった費用をいいま   す。 さらに信用を受けたいなら、建設業許可業者としての経営審査を受けることもできます。 これは官公庁の仕事を元請する際、必ず必要になるものです。 まず、第3者機関で経営状況分析をしてもらい、その次に都道府県の監理課にて経営審査を受けます。 そうすることによって、会社のランク・採点を明示してもらえます。 入札時には、ランク●以上、採点●点以上というような条件で、入札業者が絞られます。 質問2.に関して  ISOを取っているからといって、信用度が増すとは思えません。  ISOはコンサルタントをつければ簡単に取れます。  予備審査でコンサルタントにクレームをつけられたことだけを本審査まで  に修正すれば、それでOKです。  だからISOをとってる会社なんて山ほどあるでしょう。   (建設業許可も法で決まっているので許可を受けている業者は数千いる   と思います。)  私は設備管理をしており、各業者さんと取引していますが、やはり何度も  作業してもらった上で、しっかりしている業者ならば信用できます。  信用できる業者さんは    約束を守ること。(打合せ日時、工事納期)    工事納期が間に合わないと判明した時点ですぐに相談に来ること。    他社より法外に高くないこと。    業者さんが作業中真面目に作業していること。    作業内容が明確で分かりやすく報告してくれること。    普通のあいさつができること。  とにかくつかまえたお客さんを手放さないことです。  

homework
質問者

お礼

大変遅くなってしまいましたが、回答ありがとうございました。 経験されている方ということもあるのでしょう、非常に身近に感じ、参考になりました。

その他の回答 (1)

  • no009
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回答No.2

1.>「手抜きは一切しない」というようなものを、会社の肩書き?として 手抜きしないのは企業として当然のことでそれを売りにすること事態怪しい感じがします。 2.ISO9001は国土交通省の気まぐれ(入札条件にすること)もあり土建業界ではドライバーズライセンス(持っていて当たり前、持っていなければ差し障りがある)になりました。ISO9001の業界別取得件数は土建業界が1位だったはずです。猫も杓子も持っている状態です。 取得時やサーベイランス時にコストがかかります。自分たちのISOにするためには手間隙かかります。 3.品質保証に関する体系だった考え方においてISO9001以上のものはまだありません。 4.発注者は100点満点を求めています。工事完成度?においても100点以下はありえません。(極端な考え方かも分かりませんが)発注者が当然と考えていることを価値と認識することに違和感を覚えます。 5.簡単に証明できるものではありません。長年のつき合い、信用です。今日、明日で信用を得ることは出来ません。取引銀行もそうでしょう。 発注者が求めていることはこの業者に依頼して大丈夫であるかどうか。途中で倒産しないのか。(ありえないと思いますが、保証できますか。)きちんと工事するのか。(実績はどうか。今までにどのくらいどんなものを造り、どの程度の顧客満足を得たのか。どの程度のものを作るのか。)実績はあるのか。どのような一流企業(銀行、メーカー)に認められ取引しているのか。 いいもの(要求とおりのもの)を造ることは当然のことです。特に強調すべき点でないと思います。他社との差別化は信用・実績か専門性・特殊化か。

homework
質問者

お礼

大変遅くなってしまい申し訳ありません。回答ありがとうございました。 発注者の立場になって考え直してみる、とうい点で参考になりました。

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