- ベストアンサー
明年は廃れた?
日本の新聞の1960年代のもので、見出しに「明年」と出ていました。来年の意味です。しかし現在その意味で「明年」を使うことはほとんどないと思います。 当時では、見出し以外でも日常語として使われていたのでしょうか? いつ頃その用法が廃れてしまったのでしょうか。 今も使われることはあるのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
マスコミ各社の用字用語辞典では、以下のようになっています。 朝日新聞、毎日新聞、読売新聞 「明年」「明年度」の記載なし。 共同通信 『記者ハンドブック』 「明年」の記載なし。「明年度」は使用せず、「来年度」とする。 時事通信 『用字用語ブック』 「明年」の記載なし。「明年度」は使用せず、「来年度」とする。 NHK 『新用字用語辞典』 「明年」は「来年」と言い換える。 『公用文作成の要領』『文部省 用字用語例』にも、「明年」「明年度」については何も記載されていません。 「明」を「ミョウ」と読むことは常用漢字表でも認めているので、そういう意味での制限ではないと思います。 たんなる推測ですが、平易かつ明確な表現を旨とする新聞などでは、文章語の「明年」よりも口語の「来年」のほうが適切という判断ではないでしょうか。 ちなみに「明日(みょうにち)」も、「あす」と仮名表記するのが一般的です。
その他の回答 (1)
- garamond
- ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.1
使われています。 文章語と口頭語の差です。 「明日」「昨日」を「みょうにち」「さくじつ」と読むのが文章語、「あす」「きのう」と読むのが口頭語です。