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売上債権と貸付金の貸倒引当金繰入額について
売上債権と貸付金の貸倒引当金繰入額は、損益計算書上どこに区分されるのか教えてください。その理由なども詳しく解説していただけると幸いです。 よろしくお願いします。
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- kk1980
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貸倒引当金の処理については、その内容によって考え方がありますが、基本的には営業取引によって生ずるものは販売費及び一般管理費(営業費)営業取引以外の取引によって生ずるものは営業外費用として処理します。また、臨時的、金額的に巨額なものについては特別損失で処理することがあります。従って、売上債権にかかるものについては、会社の通常の営業取引(本業)によって生ずるものなので、販売費及び一般管理費で処理し、営業利益に反映させます。貸付金は本来の営業取引ではないので支払利息などと同様に営業外費用として処理し、経常利益に反映させます。(こちら側が借入れした場合の支払利息は営業外費用で処理しますよね。ですから反対に貸付金の場合も同様ですね。相手からすれば借入金ですから)ただし、ご質問では想定されていないかもしれませんが、通常、或いは経常的なものではなく、巨額のもの、或いは特殊な事情によるもので、金額的に小さいものでなければ、特別損失とします。そういったものは、一般的に、毎期、経常的に発生するものではないからです。
- tfuku
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売上債権の貸引繰入額は販管費に、貸付金の貸引繰入額は営業外費用に計上されるのが普通だと思います。 その理由は、売上債権は営業債権なので営業利益の計算に含めるべきで、貸付金は営業外債権なので営業外費用で処理すべきだからです。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2004/025.pdf の、「III 貸借対照表・損益計算書及び注記、連結貸借対照表・連結損益計算書及び注記」を参照してください。 理由としては、貸倒引当金は評価性引当金だから評価対象資産と同じところに表示すると理解していますが、学術的な言い回しはわかりません。