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貸倒引当金と貸倒引当金繰入
興味を少し持ったため簿記(3級)の勉強をしています。 現状私が理解していること(間違っていたら補足してください) 貸倒引当金とは貸倒が起こり売掛金や受取手形等を償却しなければならなくなったときのために、あらかじめ見積もっておく額の勘定科目。 貸倒引当金繰入は、決算において売掛金と受取手形の合計額に対し貸倒引当金が一定の割合(3%等)になるように 指定した率の額にするために必要な額の勘定科目 だと思っています。貸倒引当金の額を3%に設定し、決算後の貸借対照表で 売掛金 1000 受取手形 4000 貸倒引当金 150 となったとします 次の年の残高試算表と売掛金、受取手形の修正記入の処理をしたところ 売掛金 1000 受取手形 2000 (残高)貸倒引当金 120 となったとすると、貸倒引当金は3000*0.03=90でいいことになります。この差額の120-30=90はどうするのでしょう?資本金に振り替えたりするのでしょうか?
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まず初めに引当金の計上方法として差額補充法と洗替法があります。 まず考え方が楽な洗替法から説明しますと、決算整理は 貸倒引当金150/貸倒引当金戻入150 貸倒引当金繰入90/貸倒引当金90 という風に引当金を一回ゼロに戻して再計算するという方法です。 次が差額補充法で、決算整理は 貸倒引当金30/貸倒引当金戻入30 として差額の分のみ計上します。 もし例題のように引当金が余ったんではなくたりなかった場合は 貸倒引当金繰入/貸倒引当金 として足りない分を計上します。
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- ojosnegros
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私も簿記2級まで勉強して、今実務をしています。 例えば、その年の決算時に、貸倒引当金を計上する際、売掛金、受取手形などの債権の合計の決められた割合を計算し、 貸倒引当金繰入(借方)/貸倒引当金(貸方)150円 と言う仕分けをします。 貸倒引当金繰入は、損金として計上されます。 そして、翌年の決算時に、まず、 貸倒引当金(借方)/貸倒引当金戻入(借方)150円 と、前年分を振替えて、新たにその年分の引当金を計算し計上します。 貸倒引当金繰入/貸倒引当金 120円 すると、前年の150円は消えて、120円だけ残ります。 貸倒引当金戻入は益金となります。 ご理解いただけたでしょうか。