It all goes to show that
NHK実践ビジネス英語2017年10月号Lesson 13(3)のMcMillanさんの台詞からです。
It all goes to show that beauty is in the eye of the beholder ― even when it comes to produce.
Web検索で”go to do”は動作としての”go”です。辞書にも下記のような例があります。
We went to see the show last evening. 夕べショーを見に行った。
テキストのIt all goes to show that を直訳すると、all「すべて」to show that…「…であることを示している」”go”「に行きつく」ということで、「すべて…であることを示すことになる」という意味かと思いますが、通常の動詞goの持つ物理的に移動する「行く」という意味とは異なると感じました。
Web検索で”go to show”を調べると、「証明となる、よくわかる」(Weblio辞書)と言った意味が出てきます。
(1) go to show:〈…ということの〉証明となる 〈that〉
(2) [It just [only] goes to show で] (言おうとしていることが)よくわかる, まさによく証明されている.
テキスト例文”go to show”のように、動詞goが「~する」という意味の用法を調べてみましたが、これ以外、見つけられませんでした。もしあれば教えてください。
この意味の用法は、未来形を示す”be going to”に近いのではないかと思いました。
動詞go「~する」の進行形ですから、「今まさに~しようとしている」という意味となります。
この用法なら当然色々な動詞(不定詞と言うべきかな)が続きます。また、”be going to show”があっても不思議ではなさそうです。不定詞そのものが未来志向ですが、”be going”「~しようとしている」で一見落着に思いました。
[質問] 動詞goを「~する」と解釈するのは間違いでしょうか?それとも普通のことでしょうか?
往来発着動詞go「行く」ですが、「~する」という「意思」を示す用法だとすれば、通常、進行形をとらない「心理作用を表す動詞」に相当するのではないでしょうか?
非動作動詞の進行形を取る例が、未来形を示す”be going to”で登場していたことになります。
状態を表す動詞(存在動詞、受動的知覚動詞、心理作用を表す動詞)が進行形を取る例はいっぱい紹介されていますが、動作動詞の進行形が表す状況(進行中の動作、習慣的な動作、未来の予定)とは異なり、時間的・場所的あるいは精神状態が現状・通常と異なる場合に使用されるのではないでしょうか?
特に、精神状態が通常とは異なる場合、それをその瞬間(現在または過去)の状況として強調する用法ではないでしょうか?
以前、病気欠席理由のメールとして”I feel sick.”と書きました。その返事として、ネイティブの先生から”You’re feeling sick.”が返ってきました。
McDonaldのCMに”I’m lovin’ it!”というのがあるそうですが、これなども”Do you like it?”と訊かれて、ビッグマックを口いっぱいに頬張りながら、”I’m lovin’ it!”と答えている感じがします。
McMillan: Or to we Brits, for that matter. It all goes to show that beauty is in the eye of the beholder ― even when it comes to produce. But as people take more interest in various ethnic cuisines, I think we'll see growing consumer acceptance of produce previously considered odd or unattractive. @ 2017年10月L13(3)
「それは、なんでも見る人次第だということをよく示していますね。農作物に関してもそうなのです。」
It all goes to show thatそれは…であることをよく証明している
in the eye of the beholder 見る人の目による
Word Watch:beauty is in the eye of the beholder美は見る人の目による…蓼食う虫も好き好き
Cortez: I think what this all goes to show is that the days of the corporate power lunch are well and truly over. Just as the “ liquid lunch” of the ‘70s and ‘80s was replaced by the power lunch of the ‘90s, it in turn is giving way to the power latte or much more modest business lunches as the economic crunch hits home. @2009年9月L12(2)
「これはつまるところ、会社負担のパワーランチの時代が完全に終わったことを示しているのだと思います。」
同じ様な表現が以前のテキストで、” what this all goes to show”という形で登場し、「これはつまるところ」という訳になっていましたが、直訳すれば「これがすべて証明することは」でしょうか。What節の文の構成は、本来、”This all goes to show what”で関係代名詞whatが倒置されて先頭になっていますが、”It all goes to show that”と全く同じ構成です。
※OKWAVEより補足:テーマ「実践ビジネス英語」から投稿された質問です。
お礼
回答ありがとうございます。本当にできる方は文脈なしでも答えられると思いましたが。