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goes the adage の文法解釈
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以下のとおりお答えします。 >添付ファイル文章にある goes the adageに関する質問です。 この語句は、倒置しているように感じますが、なぜ倒置しているのか分からないです。 また、意味的にも 「諺によれば」のように使われているように思いますが、どういう文法ルールに従っているのか分からないです。 解説宜しくお願いします。 The first rule of holes, goes the adage, is that "if you find yourself in a hole, stop digging.” ⇒この goes the adageは挿入節で、主節はもちろんThe first rule of holes is that "if you find yourself in a hole, stop digging.”ですね。 ということで、これをSV(主語→動詞)という普通の語順で言えば、The first rule of holes, the adage goes, is that "if you find yourself in a hole, stop digging.”となりますね。つまり、S, sv, Vという恰好です。しかし、たとえ主節の主語と従属節の主語といい、2つの主語が直接続く語順は英文では嫌われます。それで、「従属節の主語と動詞の位置を反転させて」この構造になったのだと思います。 我々非ネイティブが同じ内容の文を作文するとすれば、According to the adageと、副詞句を用いるところでしょう。なお、それぞれの訳はこうなります。挿入形式:「格言に曰く」、副詞句形式:「格言によれば」。(我々非ネイティブには、この挿入形式はなかなか書けない文ですが、さすがに恰好いい修辞法ですね。) 全体の原文と訳文はこうなります。 The first rule of holes, goes the adage, is that "if you find yourself in a hole, stop digging.” This might be the most violated piece of commonsense wisdom in the world. Because what most of us do when something happens, goes wrong, or is inflicted on us is make it worse ― 《穴(窮地)に関する第一法則は、格言に曰く、「穴に陥ったら掘るのを止めろ」である。これは、世間で最も犯されやすい常識的な知恵かもしれない。なぜなら、何かが起こったり、うまくいかなかったり、あるいは何かを課せられたりしたときに、我々の多くは、さらにまずいことをしてしまうからである。―》
お礼
分かりやすく順序立てて解説してくださりありがとうございました。そのためたいへん理解しやすかったです。 非ネイティブが通常用いそうな表現と比較して下さったため、今回の挿入節が表現上、どのような立ち位置にあるのかをより良く理解することができました。 いつも、関連する全体の原文を訳して示してくださりありがとうございます。理解を深めることができています。お時間割いてご回答くださりありがとうございます。