- ベストアンサー
原爆が世界最大の爆発エネルギーではなかった
1945年の原爆よりも大きな爆発エネルギーを放出したことが第一次大戦中あったようです。地下坑道の4万トン(原爆は15000トン相当)以上の火薬を爆発させたとの事。 本当なのでしょうか。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
#5,6様の回答を元に爆薬の使用状況等少し調べてみました。 使用された爆薬の量=450トン 上記を21カ所に設置(1カ所あたり平均21.4トン(約47000ポンド))。内、19カ所の着火に成功 使用された爆薬の威力=TNTを100とした場合、約7.5(概算) 21カ所全ての着火に成功した場合、TNT換算で450×(7.5/100)=約33.8トン=約0.034キロトン 第一次大戦中において、爆薬の量(=重さ)で「一目標を瞬時に破壊する目的で使用された量」としては、これ以上のものは私は聞いた事がありませんが、もしこれが質問者様のお書きになった事例と同じであるとすればその威力は「TNT換算で約0.034キロトン」であると考えます。
その他の回答 (7)
- yakyutuku
- ベストアンサー率14% (267/1890)
数キロトン単位の爆発は、オーストラリアで露天掘りをするときにたまにあります(文字通り大地に大穴を穿つ作業です)。それが火薬での爆発の最大値で、核実験には遠く及びません。なおこういった超大規模な作業の場合は、各国に連絡をする習慣になっています。過去に一度、オーストラリアで核実験か?と各国政府内で騒然となりました。(勿論すぐ誤報だとわかりましたが)
お礼
小型原爆くらいの爆発をさせるのですね。それは核実験かと紛らわしくなります。
- sudacyu
- ベストアンサー率35% (687/1961)
No.5の方の回答が正解だと思います。 当時の火薬製造能力、実際の使用効果を考えても、単位の計算ミスか何かだと思います。第一次世界大戦当時の各国の工業力からみて4万トンの爆薬といえば、少なくともイギリス・ドイツなどの一国の半年分の生産能力に匹敵する量で、これだけの量を1箇所で消費してしまえば、戦争続行が不可能になります。 メシヌの作戦 6月4日,メシヌ-ウィシャッテリッジで大爆発が起きた.これはイギリス軍工兵部隊が2年半をかけて準備したもので,ドイツ兵が第1次イープル戦で占領したリッジ郡の真下を坑道で掘り進んだものだった. 爆発物は19基,全500トンに及んだ.地下30メートル以下を掘り,距離は一番長いもので4kmに達した. 爆発音は遠くロンドンの首相官邸で聞こえたという. 例えば、イギリスの原書に43300ポンドのTNT火薬などの記載があったのを「トン」と勘違いしたなどが考えられます。43300ポンド=20トン弱で、1箇所にこれだけの火薬を使ったなどの記載があったのかも。 現在の新聞・雑誌の記事でも単位の間違いで、10倍や100倍または10分の一や100分の一になってしまっているのを良く見かけます。 例えば、水道本管の破損で100万キロリットルの水漏れで、周辺が床下浸水などのように・・・。 100万キロリットル=100万トンでダム一つ分・・・全市の1日の水道供給量よりはるかに大きく、たかが水道本管1本では、1日かかっても1万キロリットルくらいがせいぜい。 100万リットル=1000トンで25メートルプール6杯分くらい。間違って「キロ」を付けてしまったために、1000倍になったと考えると、現実的な量になる。 尚、爆薬には酸化剤といって酸素の代わりになる物質を加えてあるため、一気に反応が進むので爆発を起こすことが出来ます。基本的には空気中の酸素は必要ありません。火薬量の多い花火などは水中でも燃えます。
お礼
そうですか。いいかげんなものですね。書いている本人がどれくらいの規模になっているか、現実と照合するのか意識がなくてやっているものなんですか。いらない混乱をこうむってしまいました。 たいへんよくわかりました。
- j-m
- ベストアンサー率31% (37/117)
1917年6月7日ベルギーのメシヌの坑道爆破の話だと思うのですが 「坑道爆破のうち最大のものは、1917年6月のメシヌ高地に仕掛けられたもので、サンアロワ(StEloi)一ヶ所で「4万3300トンのTNT火薬」に点火された。メシヌでは、この時の戦いの爆薬が依然地下で不発のまま、残留している。そのうちの一つは、1955年7月落雷の衝撃により爆発した。」 ↑こちらが引用元なら「4万3300トンのTNT火薬」は間違いではと思います。500t~600tがよいところでは? ・1917年6月7日第一次世界大戦中のイギリス軍がベルギーのメシヌの尾根にあるドイツ軍陣地の地下にトンネルを掘って埋設した火薬「600t」を爆破してドイツ兵約10,000名が死亡。爆発音はダブリンにまで響いた。 ・1961年10月30日ノバヤゼムリャの水爆実験がTNT火薬換算58メガトンで史上最大。
お礼
そうです、確かそこです。600tですか。そのくらいだと、原爆の数十分の一ですね。
- ewyr-05
- ベストアンサー率23% (49/213)
どー見ても、酸素が足んないよ。^_^; TNTで比重1.6だから2万5千立方メートル。 プール1.5杯分の火薬を地下坑道にどうやって入れるんでしょうか? ^_^; 地下坑道が埋もれてしまいます。 酸素が足りません。
お礼
恐ろしく広い地下坑道だったのか?プール2杯分にもなるんですね。
- Scull
- ベストアンサー率26% (248/951)
確かに原爆は最大の爆発力ではありません。水素爆弾が最大となります。最大の爆発力はソ連の開発したものでTNT火薬換算50メガトン(5千万トン)に達するそうです。 広島型原爆の爆発力はTNT火薬換算で15キロトン(1万5千トン)相当ですから、正に「桁が違う」のです。 さて、件の火薬ですが、4万トン、40キロトンですね。これ、TNT火薬でしょうか。核爆弾の爆発力はあくまでも「TNT火薬の爆発に換算すると」という話なので、件の火薬がTNT火薬でないと意味がないのです。 また、火薬の燃焼も実のところきれいに爆発させるためには相当の技術を要しますので、単純に「火をつければ核爆弾以上の爆発になる」とはいえません。下手をすれば「単に40キロトンの火薬が使えなくなっただけ」かもしれないんですね。 もっと事件の起こった場所や、年月日などがわかるといいのですが。
お礼
水爆最大規模のは原爆の千倍ですか。何の必要性があったのでしょうね。 TNTだという風に記憶しています。
第一次大戦でどんな地下坑道戦があったのかは知りませんが、4万トンというとベラ棒な量です。少しづつ使っていって合計4万トンになったというのであればわかりますが、一度に4万トンを爆発させたというのは信じにくいですね。 原爆より大きい爆発力ということですから、一度に爆発させたということなんでしょうけれども。 爆発といっても、結局は燃焼速度が普通のものより極端に早いということだと思います。 4万トンを一度にというのは技術的にも困難と思いますし、その必要性も?ですね。 したがって私は「地下坑道を掘るときに、その都度使った火薬の合計が4万トンになった。それは広島型原爆の何個分に相当する。」ということなんじゃないかと推測します。
お礼
たしかに、実に信じがたい話で。 しかし、どうも一度に軍事作戦で爆発させたらしいです。
- moshu85
- ベストアンサー率18% (4/22)
爆発についてはしりませんが、爆発じに発するエネルギーについては、同量の火薬などの爆発物と比べると原爆が最高になります。
お礼
そうですね。直径1メートルくらいの大型爆弾サイズのものだったですから。
お礼
そうですか。それでは原爆の100分の一以下なんですね。それで納得できる話だと思いました。