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「~していいよ」と言われたのですが
気楽な会話中のことです。 アメリカ人に「英語をずっと勉強して行くから100歳まで生きる」と言うと、 その人は日本語で「100歳まで生きると迷惑がかかるから80歳で死んでいいよ」 と言いました。 この場面のように、日本語ではあまりそんな言い方をしない時、「元の英語は何だろう?」と考える事があります。 理由は、完璧なバイリンガルの人から、英語で考えて日本語にする事もあると聞いたからです。 「80歳で死んでいいよ」 You can die at 80. ?? 私はその時に「80歳にしときなよ」と受け取って話を続けました。 元の英語は何なのか、そして正しい日本語では何と言いたくて「80歳で死んでいいよ」と言っているのか、 後で気になりました。 まず英語で反応して日本語にする経験をお持ちの方がいらっしゃれば大変参考になります。 日本語の得意な方、推測でも構いませんので教えていただけないでしょうか。
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Gです。 こんにちは!! 100までやっと生きていくような人生はごめんだ、とはっきり言う私ですので何かかけると思いました。 今できる事が出来なくなる年が必ず来る、という事は事実ですが、空手と言う毎日使う物を習いそれを教える立場にいるわけですが、今までは、普通の人では出来ないから自分はやる、と言う馬鹿信条で生きてきて、向上あるのみ、にぶら下がってきた私としては杖を使わなくては歩けない100歳としては普通の事を認める事はいまだ出来ていない私です。 つまり、私にとっては100歳やっと生きるより60でも70でもあの世に行くのは「かまわない」と感じるわけです。 はっきりいってどうせ人間はどの生き物と同じにいつか死ぬのです。 人生の頂上で死にたい、と言う気持ちは当然のごとくあります。 今まで引き際「術」と言う考えはそれすなわち向上なんだ、と考えてきました。 ひとつの事に対してその頂上と言う物はあります。 しかし多くの人は頂上の上にもっと頂上がある、と考えてしまうわけです。 だから、「さて、降りようか」と言う気持ちになれないわけで結局恥をかく可能性を高めると言う事にもなるわけです。 (これは、黒帯を締めるときに一段ではなく初段と呼ばれる理由ともなっていますが、ほとんどの自称師範は二段・三段とは言うけど一段とは言わないということの「師範としての理解」を持ち合わせていません。 そして、空手はこの段数を10段しかない階段と見るわけです。 一段一段の次の段に登る一瞬前がその段の頂上・頂点なのです。 つまり、段は段と呼ぶけど実際は上り坂なのです。 水平のところがあって急に縦にのぼり次の水平のところがあるわけではないのですね。 どんな事をやっても、必ず未完全で終わります。 先日英語習得に終わりはない、と言いましたね。 誰がどれだけがんばったところで、人間一人としてこの虚像ともいえる頂上にはたどり着かないのです。 自分の全てを出し切って自分のいくつかの頂上を上り続けその人の頂上で人生を終わらせる事に何かすばらしいものがあると私は感じるわけです。 決して終わりが無い護身術を教えているわけですから、99.99999の数字の完璧度を出してもその人(私)は絶対に100を持つ事は出来ないわけです。 そうすると、0.00001で護身術がきかないみかん全部分が出てくるはずなのです。 でてこなくてはおかしい、と言う事になりますね。 そうすると、0.00001で、自分の人生が自分以外のもの殺される「運命」とも言えるわけです。 そして、自分が殺される事が自分にとって、これから教えていく人たちへの最後の「教え」なわけです。 やっと見つけたぞ、この護身術の弱点を、だからここを直せ!と「自分の全てを出して」命と引き換えに教える事になるわけです。 これを踏まえてかかせてもらいますね。 これを言う時に、I don't mind dying at 60 if it is the last thing I can teach.となるわけですが、今回の表現「「100歳まで生きると迷惑がかかるから80歳で死んでいいよ」で「迷惑をかけるから」の「死んでいいよ」は、ほかの人のことを考えたら死んだ方がいいよ、と言うブランクユーモアだったと思うわけです。 つまり、死んでいいよ、では無く、彼の頭には、死んだ方がいいじゃん(死んだ方が人のためになるじゃん)と言うフィーリングがあり、その表現方法がちょっとまずかったのではないかと私は感じるわけです。 つまり「死んでいいよ」と言う表現は、言う人には、It's OK for you to die.と言うフィーリングがありますね。 でも、今回は、迷惑をかけるんだから(迷惑をかけるようだったら)It's better for you to die.死んだ方がいいよ。といっているわけです。 これが彼のコアのフィーリングだったのだと私はもし私だったらこういうフィーリングを持っていると思う理由です。 また、この日本語表現をもう一度第三者として読んで下さい。 「死んでいいよ」と書いてありますね。 情況を思い出してください。 いつ死ぬかの選択でしたね。 100か80か、と言う。 もしこれがオレンジかりんごだったらどうですか? オレンジの方が良い場合、オレンジが欲しい場合、「オレンジでいいよ」と言う表現をしますね。 (何枚のうろこが目から出ましたか? <g>) 死んだ方がいいよ、と言う表現にしないとブラックユーモアとしてもおかしい所を彼はこの選択フィーリングの「でいいよ」と言う表現を覚えていたわけですね。 オレンジでいいよ、と言う「例文」を応用して、死んでいいよ、となったわけです。 もしかすると、この「オレンジにして」「オレンジの方が良いな」と言うフィーリングを「オレンジでいいよ」と言う表現ですることを最近覚えて無意識に身についてしまっていたのかもしれません。 英語を使いこなせ日本語も結構使える(まだ意識的に習っている情況)と言う情況で、まずどんな英文が頭に浮かび、それを日本語にしたときの「応用選択」をどうするか(つまり日本語に訳すわけですね)と言う事を考えてみたらこの答えが私にくれました。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- rosquilla
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No.1です。 すいません、回答が不十分でした。 「100歳まで生きると迷惑がかかるから80歳で死んでいいよ」の正しい日本語は、 先の回答に書いた通り「80歳で死んだ方がいいよ、だって100歳まで生きるとまわりに迷惑でしょ。」でしょうね。 英語で考えて答えたとして、正しい日本語の意味としてその文章が浮かびました。 80歳で死んでいいよ は it's better や you should などと頭の中で考えて言ったと思いますが、直訳の間違いではなく「○○のほうがいい」という日本語表現をしらなかったのではないでしょうか。
お礼
再び回答をありがとうございます。私こそお礼に不足がありました。すみません。 >> 結構押し付ける時にも言いますもんね。 これ、違います。直訳する時に押し付ける言い方になるのに元の英語は押し付けてないとか、その反対もある、と言いたかったんです。例えば You want to...学校の先生が生徒に「しなさいね」と言う時とか、タクシーの運転手に「右に曲がって」という時などに使いますよね。 > 直訳の間違いではなく「○○のほうがいい」という日本語表現をしらなかったのではないでしょうか。 「○○のほうがいい」という言い方はよく使えている人なんです。多分、微妙なニュアンスを伝えるところまで日本語が流暢じゃないんじゃないかなと思います。
- ucok
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第二母国語が英語です。結論から言うと、私も「しときなよ」というニュアンスを伝えたかったのだと思います。そして敢えて英訳するなら「You can die at 80」だと思います。 「you can」「you may」「do you want to」などの表現は、日本語に直訳すると、言われたyouさんのほうは「あたしに強制する気??」とか「私をワガママだとでも思ってんの??」と言いたくなりますが、英語では、「相手の自由意志を尊重する」という意味で、むしろ心配りのある言い方になったりしますので。 ただ、厳密に言うと、こういう人は、英語で例えば「you can die」という言葉を思い浮かべてそれを素早く和訳しているというよりは、英語の発想や言い回しに慣れきってしまっているため、自分の頭の中に常にある「日本語」が正しいのか正しくないのか分からなくなっている、といったほうが正確ではないかと思います。 それともうひとつには、英語のほうがブラック・ジョークを気軽に使う傾向があるように感じます。まあ、日本でも地域差があるかもしれませんが、日本なら、親しき中にも礼儀ありと思うところを、英語圏の人なら、親しいからこそズケズケ言え、と思うんじゃないでしょうか。私も時々、この英語圏的な頭で失敗してしまうのですが(苦笑)。それを割り引いて考えると尚更、感覚的には「80歳にしときなよ」という程度の親しくもやわらかいアプローチのつもりだったんでしょうね。
お礼
回答をありがとうございます。 > 「you can」「you may」「do you want to」などの表現は、日本語に直訳すると、言われたyouさんのほうは「あたしに強制する気??」とか「私をワガママだとでも思ってんの??」と言いたくなりますが、英語では、「相手の自由意志を尊重する」という意味で、むしろ心配りのある言い方になったりしますので。 なるほど。わかりました。 > ただ、厳密に言うと、こういう人は、英語で例えば「you can die」という言葉を思い浮かべてそれを素早く和訳しているというよりは、英語の発想や言い回しに慣れきってしまっているため、自分の頭の中に常にある「日本語」が正しいのか正しくないのか分からなくなっている、といったほうが正確ではないかと思います。 確かにこの人の場合はそのようです。生きるために現場で日本語を覚えたそうなので伝える事が第一という日本語なんです。 > それを割り引いて考えると尚更、感覚的には「80歳にしときなよ」という程度の親しくもやわらかいアプローチのつもりだったんでしょうね。 親しくもやわらかいアプローチのつもり・・・とても素敵な表現ですね!日本語の勉強にもなりました。とにかく相手が言いたかった事がわかって嬉しいです。
アメリカ人が日本語でそう言ったんですよね? じゃあ、逆に日本人が英語で何か言うことを考えてみてはどうでしょうか。 >まず英語で反応して日本語にする経験をお持ちの方がいらっしゃれば 頭の中が日本語で、それを直に英語にしようとする人はけっこういるでしょう、バイリンガルでなくて下手な人で(私も下手さで言えば人のことは言えませんが)。 聞いたり読んだりしていて、「この人は日本語で考えているな」と解るような。 そういう「日本語で反応して英語にする」を想像してみると、英語式に考えて日本語で言う(日本語に変換する)感覚が想像できるのでは? 外国語が上手な人だと外国語で考えて外国語で言えそうだけど、それでもひょっとした瞬間には母語的思考回路に戻ることがあるんじゃないでしょうか。 No.1の方がおっしゃるような冗談だと思います。
お礼
回答をありがとうございます。逆も真なり、ということですね。確かに冗談で言っています。英語圏の人が忙しかったり疲れていたり眠かったりすると、英語くさーい日本語を話すのを聞いたこと、ありませんか?
- toko0503
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気楽な会話中のことであれば、 100歳まで生きると迷惑がかかるから………のあとは 単に、 80 is better to die. あたりが考えられそうですが、そのアメリカ人の 英語→日本語の思考回路がどうなっているのか 分からないので、何とも言えないかなぁ、と思います。 私達も、日本語→英語にする場合、一人一人 千差万別の表現方法があると思いますので……… 気楽に考えてみました。
お礼
回答をありがとうございます。嬉しいです。汲んでいただけて。 > 単に、 80 is better to die. そういう事だと思います。日本語を勉強している人が「父は私と怒っている」→言いたいことが Dad is angry with me. で、「あー、with という前置詞を使うんだ」と知った事がありました。バイリンガルの人でも英語をそのまま訳したような日本語を言ったりして、元の英語がわかる時があります。 toko0503 さんはそんな体験、ないですか?
- rosquilla
- ベストアンサー率35% (261/740)
その人が英語で考えて訳したのか日本語で考えたのかわかりませんが、元の英文でも同じ意味合いでいっていると思います。 「80歳で死んだ方がいいよ、だって100歳まで生きるとまわりに迷惑でしょ。」 ブラックジョークだと思いますよ。
お礼
回答をありがとうございます。 > 「80歳で死んだ方がいいよ、だって100歳まで生きるとまわりに迷惑でしょ。」 たしかにジョークなんですが、「死んでいいよ」というので元の英語は「You can ....」とか「You gotta....」なのかなと思ったんです。結構押し付ける時にも言いますもんね。 You can give me any amount of money. いくらでもいいから頂戴/貸してくれ。 Listen, you gotta help me. お願いだから助けてくれませんか。 でも私も「80歳で死んだ方がいいよ」という感じに受け取りました。
お礼
大変考えさせられる回答でした。今回もありがとうございます。It's better for you to die.から出た「死んでいいよ」だったんですね。 > もしこれがオレンジかりんごだったらどうですか? オレンジの方が良い場合、オレンジが欲しい場合、「オレンジでいいよ」と言う表現をしますね。 (何枚のうろこが目から出ましたか? <g>) うろこ、ポロポロ落ちました!なるほど! > もしかすると、この「オレンジにして」「オレンジの方が良いな」と言うフィーリングを「オレンジでいいよ」と言う表現ですることを最近覚えて無意識に身についてしまっていたのかもしれません。 言われてみれば納得できます。だからやっぱり It's better for you to die. という「お勧め」だったわけです。「100歳じゃなくて80歳にしときなよ、その方がいいって」と言いたかったんですね。ここまで書いて、私ってなんて日本語をうまく使いこなしているんだろうと思いました。しかし私以上に上手に日本語を使いこなしている人は沢山います。 > 英語を使いこなせ日本語も結構使える(まだ意識的に習っている情況)と言う情況で、まずどんな英文が頭に浮かび、それを日本語にしたときの「応用選択」をどうするか(つまり日本語に訳すわけですね)と言う事を考えてみたらこの答えが私にくれました。 いつもは私たちがその逆をやっているわけですが、今回は反対側を垣間見る事ができて、語学の学習には終りがないんだと、認識を新たにしました。 さて、私はGさんらしい生き方を尊重させていただきたいと思います。このアメリカ人は元気には自信があります。人一倍の能力がある人は引き際も含んで「実力」と言えるのですね。ところで私は、というと、何かと人より劣っていたスタートなので、死ぬ間際が自分の中で一番輝いていると思えます。劣っている部分を「時間」と「努力」で埋めてきました。私の引き際は他の人よりずっと先になりそうです。