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リースVS固定資産取得
某上場企業の経理(1年目)をしています。 普段は月次決算や固定資産管理の仕事を担当しています。 仕事をしている中で、リース契約を結ぶことも多いのですが、普段から疑問に思っているけど、なかなか会社の人に聞けないことがあります。 それは 固定資産の取得とリースって結局どっちがいいの? ということです。 個人的には耐用年数が短い又は技術革新の激しい資産(例えばコンピュータやコピー機や自動車)はリースした方が会社にとってはいいと思うのですが、 その会社固有の事業の機械や器具備品については資産取得した方が結局は会社にとっていいのではないかと考えています。 しかし、実際には機械や器具備品についてもリースすることが多いです。 その理由はずばり資金繰りの問題もあるのですが、 資金繰りが改善すれば資産取得をした方が、利息もつかずいいのにと思うのです。 リースと資産取得を比較して それぞれのメリット、デメリットはどういうものがあるのでしょうか? 理論的な違いも知りたいですが、 もっと実質的な違いも知りたいです。 必要なら適宜補足していきたいと思います。 よろしくお願いします。
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支払い総額 リースの場合 =月額リース料×リース期間 固定資産の場合=購入金額 日本はファイナンシャルリースが殆どですから リース支払総額>購入金額 になります。 (リース会社が利益を出しているのですから当然ですが) よって、資金繰りさえ問題なければ購入の方がメリットがあります。 償却期間 固定資産は償却年数が定められています。実際には5年で陳腐化する 製品の法定償却年数が8年の場合困ってしまいますね。 しかしリースならば償却年数よりも短い契約が可能です。 業務実態に即した契約が可能ですので、リースにメリットがあります。 税金 固定資産は償却資産税・固定資産税の納税が義務付けられています。 固定資産税・償却資産税はリース資産にはかかりません。 (リース会社が払ってますので、リース料金に入っているのですが) よって、固定資産の場合は税金も別途必要な事を考慮してください。 廃却 リース期間満了によるリース資産廃却方法は色々な方法があります。 リース物件使用者が廃却し廃棄業者の証明書をリース会社に提出する 方法もありますし、リース会社に返却すれば良い場合もあります。 費用に関してもリース物件使用者が支払う場合もあります。 固定資産の廃却は、当然の事ながら所有者が行いますから、法律に従 い廃棄する事になります。 リースの場合は、契約書を確認して廃棄費用が要るのか要らないのか を確認しておきましょう。 当社の場合は、全て固定資産として購入しております。 これは、 ○固定資産が数億円と少ない(サービス系の会社の為) ※管理が煩雑ではない ※資金繰りに余裕がある →総支払額が少なくなる しかし固定資産が多ければ、私ならば迷わずリースを選びます。 ※今の税制が続くならば ※リースは支払額平準化が可能→資金繰りは平準化が楽 (固定資産購入はかなりの支払いが一時に発生) ※固定資産管理が不要
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資産として取得してしまうと←→リースすると 課税される←→利息が発生 棚卸をして償却計算しなければならない←→毎月リース費を支払えばいい 廃却するときに、『モノ』の処分に経費がかかる←→返却するだけ PCなどは3年経つと陳腐化してしまうので、リースではなく、レンタルしていました。
お礼
リースとレンタルは同じものだと思っていました。 どうちがうのでしょうか?