文脈がわかりません
本を読んでいたんですが、文脈がわかりませんでした。本には
「人はそれぞれパーソナルスペースと呼ばれる自分のテリトリーを持っています。コミュニケーションをするときに人々が取ろうとする相手との物理的な距離のことを指しています。動物でいう縄張りのようなものです。親密な相手ならパーソナルスペースに入ってきても問題ないのですが、まだ心を許していない警戒すべき相手が近づいてきてパーソナルスペースに入ろうとすると、後ずさりして一定の距離をおこうとします。パーソナルスペースに入り込ませたくないという意識がはたらくのです。このパーソナルスペースの大きさは人によって異なり、また文化や国によっても異なります。心地よいと感じる距離、あるいは不快に感じる距離は人それぞれです。斜め45度の位置に座ることによって、パーソナルスペースのすこし内側に入ることが可能になります。対立関係が緩和して、物理的な距離も近くなることで、話がしやすくなり、悩みも打ち明けやすくなるというわけです。距離が近くなるといってもゆっくり話をする場合にはテーブルを挟んでいるケースも多く、警戒するような相手だったとしても、それ以上近づいてくる危険性は感じません。そのため自然な形でパーソナルスペースに一歩足を踏み入れることができます。」
と書いていたのですが、テーブルを挟んでいるケースの時は、それ以上近づいてくる危険性は感じないのだから、自分のパーソナルスペースに一歩足を踏み入れることができないのではないのでしょうか?
自然な形でパーソナルスペースに一歩足を踏み入れることができないと思いますが・・・
「そのため自然な形でパーソナルスペースに一歩足を踏み入れることができます。」
という部分の文脈がよくわかりません。
筆者はどういうことを言いたいのでしょうか?
解説お願いします。