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「きょう向かいの海からあがったばかりの鯛」について

 日本語を勉強中の中国人です。下の文についてお伺いします。 『これに対して日本人の珍味とは「きょう向かいの海からあがったばかりの鯛」だとか、「さっき裏山で掘ってきた筍」のことである。』 1.「向かいの海」は話し手にとって遠いところですか。「向かいの海」を言う人の家は海に臨むのでしょうか。 2.「きょう向かいの海からあがったばかりの鯛」の「あがったばかり」についてですが、「死んだばかり」と「捕ったばかり」のどちらの意味だと思われますか。「魚がみなあがった」という例文を辞書で見つけたのですが、個人的には「捕ったばかり」の意味のではないかと思います。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それについてもご指摘いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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  • hakobulu
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回答No.4

1、「遥か向こう」という表現がありますから、「遠い」という可能性もお考えになったのだと思いますが、「向かい」は「すぐ目の前に対面している」といったような意味です。 自分の家の(玄関の)すぐ前にある家は「向かいの家」「お向かいさん」などと表現します。 ただ、皆さんおっしゃっているように、「それほど近い」という比喩として使われているのであって、 『獲れて(筍の場合は「採れて」)から時間を置かずに食べることが可能な新鮮な食品』ということです。 実際に目の前に海が広がっている必要はありません。 2、本来、「魚が獲れる」瞬間の状況は、「魚が入った網を上げる」と認識されているように思われます。 これを「(魚が)海から上がった」と表現するのだと思われるので、ご指摘のように「獲ったばかり」という意味で間違いないでしょう。 ◆ご質問文の添削 1、{「向かいの海」【を】言う人}(△) 引用なので、『「向かいの海」【と】言う人』としたほうが良いでしょう。 2、{~の家は海に【臨むのでしょうか】。}(×) ここでは、家の【継続的】な立地状況を指していますから、『臨んでいるのでしょうか』(○)としたほうが良いでしょう。 また、ご質問の趣旨は、 『「向かいの海」と言う表現は、海に臨んでいる家の人が使わなければ文法的には誤りということになるのでしょうか』という、構文の論理性に対する疑問でしょうから、 『臨んでいることになるのでしょうか』(◎)とすれば、さらに良いでしょう。 3、タイプミスかもしれませんが念の為に、 {個人的には「捕ったばかり」【の意味のではないか】と思います。}(×)という箇所についても述べておきます。 『の意味ではないか』(△)または、 『という意味ではないか』(○)あるいは、ある程度の自信があるようでしたら、 『という意味なのではないか』(○)などとしたほうが良いでしょう。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。2問両方ともとてもすっきりいたしました。よく理解できました。非常に助かりました!   質問文の添削にも感謝いたします。添削1はhakobuluさんの書かれたどおりの意味です。自分の思ったとおり書けなくていつも悩んでいます。また頑張ります! 添削3はタイプミスではありませんでした。教えていただかなかったら、たぶんそのまま使いつづけていました。今後、同じ間違いをしないように気をつけます。  本当にありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • Bergamot
  • ベストアンサー率22% (68/299)
回答No.5

#2です。 1.「ザバザバ」は擬音です。雨がザーザー降る、などと同じです。ですので、あまりお気になさらないで下さい>< 2.「引き上げた」という人からの目線でもいいですし、「岸に上がった」という魚からの目線(?)でもいいのですが    #3さんのおっしゃるように、陸に水揚げされたばかりという意味です。とった『ばかり』=獲れたて、つまり    「さっきまで海の中で泳いでいた」を強調してます。    ※野菜なども「泥付き」などといったり、筍も「朝掘り(あさぼり)」などといったりしますが、今の今まで     土の中にいた=新鮮 という意味です。  余計ややこしい説明になってたらすみません。

awayuki_ch
質問者

お礼

 再びご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「泥付き」、「朝掘り」などの表現も覚えておきます。とても参考になりました。  心より厚くお礼申し上げます。

  • jasko
  • ベストアンサー率24% (478/1966)
回答No.3

1.「向かいの海」とは話し手にとって近い海のことです。道路を隔てて真向かいにある佐藤さんの家のことを「お向かいの佐藤さんち」と言います。用例の場合、「向かいの海」とは必ずしも話し手の家の目の前が海でなくても、「近所」という意味で使える表現です。 2.「あがったばかり」とは「水揚げされたばかり」という意味ですので、「獲れたて」「取ったばかり」という意味です。「死んだばかり」という解釈はしません。 用例の文は「これに対して日本人の珍味とは・・」という文ですが、この文そのものがおかしいです。日本人が旬の素材、新鮮さ珍重するというのは一般的な見解として正しいのですが、「珍味」とは違います。この例文自体がおかしいと思います。 1.「向かいの海」と言う人の家は海に臨んでいるのでしょうか。・・・こちらのほうがまだまともかなぁ。

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。1はとてもすっきりいたしました。大変参考になりました。質問文の添削にも感謝いたします。今後、間違えないように気をつけます。  用例の文そのものはおかしいのでしょうか。この文の前の内容は「中国人の山珍海味とは、普通の人ではなかなか手に入らない、高価な舶来の素材をいう」でした。つまり、フカヒレ、ツバメの巣、アワビなどの系です。中国人の部分はあたったと思うのですが……  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

 2についてですが…… 「あがる」は受身ではないのですが、「水揚げされた」は受身ですね。このように考えたらなかなか理解できませんでした。「あがる」は「岸にあがる」という直接の理解でよろしいでしょうか。このような「あがる」の使い方は辞書で見つけられなかったので、同じような使い方の例文をいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

  • Bergamot
  • ベストアンサー率22% (68/299)
回答No.2

1.向かいの~ 裏の~ とは近所のって意味だと思います。 空輸させる程の距離ではなく、中国から輸入する程の距離でもなく、近場で捕れて(掘って) 捕ってきてすぐ‥という意味だと思います。 #1さんの書かれてる通り新鮮さの強調です。海に面してなくていいです。 2.「捕ったばかり」の意味です。海から陸地へ、低い所から高い所へザバザバと引き上げた イメージなんでしょうかね。今まで生きてたというか、釣れてもまだ生きてるのもいるでしょうし。 これも新鮮だよって意味です。

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。作者が新鮮さを表現したいということは理解できます。この人の家は海に面しなくても問題ないのですね。大変参考になりました。  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

 まだすっきりしていないところについて、ご意見をお聞かせください。 1。ご回答にあった「ザバザバ」とはどのような状態を指すのでしょうか。辞書で調べましたが、見つけられませんでした。 2。「あがる」は「引き上げた」の意味でしょうか。「岸にあがる」という直接の理解でよろしいでしょうか。このような「あがる」の使い方は辞書で見つけられなかったので、同じような使い方の例文をいただけないでしょうか。  以上の二箇所でもう一度ご意見をいただければありがたく思います。よろしくお願いいたします。

  • showta
  • ベストアンサー率30% (129/422)
回答No.1

この二つの言葉の表現は、所謂新鮮さを表現するものです。ですから、珍味を表現する言葉使いではありません。 日本人は異常なほど新鮮さを重視します。 特に、野菜や魚などは新鮮さを尊びます。そして価値観を持ちます。 >>1 海の近くに住んでいるから、如何に魚が新鮮かということを主張しているわけです。それほど近く無くても、大げさに新鮮さを表現する方法です。 >>2 海からあがるとは、魚が捕れたばかりだと言うことで合っています。 頑張ってください。

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。新鮮さを表したいという作者の苦心が理解できます。大変参考になりました  励ましていただき本当にありがとうございました。頑張ります!

awayuki_ch
質問者

補足

「あがる」についてですが、この単語の意味は「岸にあがる」という直接の理解でよろしいでしょうか。この「あがる」の使い方は辞書で見つけられなかったので、同じような使い方の例文をいただけないでしょうか。お願いいたします。

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