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医療費控除の手続き、お得?骨折り損のくたびれもうけ?
夫婦2人の家庭です。年齢は二人とも30代です。 夫は年収税込みで400万円台、妻の私は無職です。 私が最近医療費がかかり始め、領収書をもとにエクセルで計算したりしています。 このペースでいけば10万円超える可能性もあります。 ただ7月からかかり始めたので10万円行かないかもしれません。 タックスアンサーというHPなどで少し調べたのですが、そもそも控除というのは10万円超えた額が丸々戻ってくる訳じゃありませんよね。 10万円超えているからその分税金をかける大元になるお金から引いておきましょう、というような考え方ですよね。 ……と理解しているのですが、それも正しいのかどうか。 たとえば医療費が13万円になったとして確定申告をしたらいったいいくらくらい得するのだろうと思うのです。 経験者の方、くわしい方いらっしゃいませんか。 教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さんは、正しい方向に理解が向いています。 10万円がまるまる戻ってくるのでは無い。 10万円を超えているから、その分、税金をかける大元の金額から引いておきましょう。 その通りです。 まず、それぞれの領収書に関して、「保険などから補填される金額」があれば、それを引き算しなければいけません。 滅多にないんですが、出産だったら出産一時金とか、入院や手術をしたら「生保から出る給付金」とか、場合によっては健保から出る高額療養費の返金分とか、そういうのは予め引いておくんです。 もし、補填金額の方が多かった場合(=黒字だった場合)、その領収書に関する「医療費の自己負担額」は0円として計算します。黒字分を、他の医療費の減額に充てる必要はありません。 #医療費の合計から、補填金額の合計を引き算してしまうと、場合によっては「黒字分を、他の医療費の減額に充ててしまう」ので、損です。 細かいことを考えると難しくなりますが、上記の計算の結果、医療費の合計が13万円とします。 そこから10万円を引き算した「3万円」を、他の控除と同じように、引き算します。 その結果に、所定の税率を掛け算します。税率10%だと、所得税だけで3000円の還付になります(涙) ただし、戻ってくるお金は、あくまでも「支払った所得税から」なので、いろんな控除をした結果、所得税の負担が3000円より少なかったら、その「3000円より少ない、所得税の負担額」しか戻ってきません。 この他に、翌年6月から支払い期間が始まる住民税も、軽減されます。 住民税の計算の場合、所得税の時よりも控除金額が少ないものがあるので(配偶者控除、扶養控除など)、所得税の戻り金額がイマイチでも、住民税はそれなりに負担軽減になる場合もあります。 確定申告の申告用紙は、3枚綴りになっていて、「所得税の申告のため」「住民税の計算にまわすため」「控え」のセットになっています。 確定申告をすることによって、住民税の申告も同時に済ませることができます。 通院のための交通費や、薬局で購入した市販薬・医療器具(医師の指示により購入した物)なども、申告することができます。 バスや電車などの公共交通機関は、メモ書き(病院の領収書の余白に書けば、分かりやすいです)でもOKですが、タクシーは必要性があり領収書が無いとダメです。(深夜早朝で、公共の交通機関が運行していない時間帯とか、足の骨折などで徒歩が困難など) 付き添いの交通費は、常識の範囲で必要がある場合(一人で通院できない乳幼児、自力で医師に症状を伝えられない状態など)は認められるようです。
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- kamehen
- ベストアンサー率73% (3065/4155)
> 住民税も控除される旨の記述がありますが、確定申告をすれば住民税も控除されるんですか。 その通りです、住民税も、所得税とほぼ同じ計算方法によりますので、所得税の確定申告をすれば、住民税についても、その分の控除が増える事となりますので、翌年(申告をした年、平成17年分であれば平成18年)の6月以降の住民税についても、その分だけ税額が減る事となります。 所得税の確定申告は、3枚複写となっていて、一番下は納税者控え用ですが、2枚目は「マル住」と書いてあって住民税用となっていますので、そのまま市町村に申告書が回りますので、所得税の確定申告をすれば、自動的に住民税の申告もした事になり、医療費控除についても住民税に反映される事となります。
お礼
重ね重ねのご回答ありがとうございます。 「マル住」のことははじめて知りました。
- kamehen
- ベストアンサー率73% (3065/4155)
基本的に、お書きになられている考え方で合っています。 医療費控除というのは、社会保険料控除や扶養控除と同様の所得控除項目ですので、課税所得金額を算出する際に、所得から控除できるものですので、簡単に言えば、その控除額に税率を乗じた金額が還付金の目安となります。 http://www.taxanswer.nta.go.jp/shoto304.htm ですから、仮に支払った医療費が13万円で、保険金により補填された金額がないものとして、医療費控除の額は3万円となりますので、ご主人の給与収入が400万円台であれば税率区分は10%ですので、3万円×10%=3千円、となり、今年については定率減税10%がありますので、実際の還付金の目安はこれを考慮した後の、3千円×90%=2,700円、という事になります。 (但し、それ以前に年末調整で源泉徴収税額の全額が還付されていれば、所得税の還付はない事となります。) この他、住民税は5%の税率となると思いますので、3万円×5%=1,500円だけ、税額が安くなる事となります。 医療費控除全般については、下記サイトもご参考になるものと思います。 http://homepage1.nifty.com/shikari/data/medical/ground.htm http://homepage1.nifty.com/shikari/data/medical/medical_list.htm 医療費控除については、通院等にかかった電車・バス等の交通費も支払った額に含まれ、これについては領収書は不要ですので、メモ書き等をされていけば大丈夫です。 (もちろん、エクセルで入力されてもOKです。) タクシー代については、原則として認められませんが、急患等により電車・バス等が使えないやむを得ない事情がある場合に限っては、認められますが、領収書が必要となります。 いずれにしても、年末までに突発的な医療費が発生するとも限りません(もちろん無い方が良いですが)ので、金額に関わらず、申告の準備はされておいた方が良いと思います。
お礼
お三人さんでまとめて締めようかとも思ったのですが、No.3さんに質問があったのでもう少し締めないでいさせてください。 住民税も控除される旨の記述がありますが、確定申告をすれば住民税も控除されるんですか。 見ていらっしゃったら教えてください。 よろしくお願い致します。
- mayuriko
- ベストアンサー率18% (17/91)
医療費控除の申告は、医療費が13万円のとき13-10=3で、3万円に課税される分が控除されるということで、400万の年収でしたら3000円から5000円ぐらいでしょうか。 この場合の医療費とは、薬局で買った医薬品も対象になるのでレシートは保存しておいたほうがいいですよ。また、公共の交通機関の交通費も対象になるものがありますので、医療費の領収書をもらったら交通費もメモをしておいたほうがいいです。
お礼
トクする具体的な数字を挙げていただいてありがとうございました。 微々たるものですね。。 それをどう見るかは人それぞれでしょうが、レシートを取っておいて計算する手間もかなりのものですよね。 薬局で買った医薬品や交通費のことも教えてくださってありがとうございます。 ご回答ありがとうございました。
- taro123
- ベストアンサー率14% (70/492)
今年の2月確定申告しました。私の場合20万円ぐらいの医療費の控除金額は1万円でした。年収や支払った税金の金額によって違うと思います。 数千円でも返して欲しいと思ったら申告すればいいですし、面倒ならやらなくても特におとがめありません。 医療控除には交通費も含まれますのでそれを入れて見ると少し増えますよ。
お礼
>数千円でも返して欲しいと思ったら申告すればいいですし、面倒ならやらなくても特におとがめありません。 よく分かりました。 ご回答ありがとうございました。
お礼
補填金額のことは考えに及びませんでした。 勉強になりました。 ありがとうございました。