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化学(for翻訳者)の勉強方法
将来において、化学分野の特許翻訳に興味があります。 私は、文系出身、現在化学・電気系企業の知財部所属(暦2年。現在明細書のチェックや原案をOJTで学んでいます。)、英語は勉強中でTOEIC800点程の30歳の男であります。 化学分野といっても広い分野であることは重々承知しておりますが、化学の知識がほぼゼロ(最近やっとベンゼン環を知る。高校時代は一応、理系。)に近い私がどのように勉強するのがbestなのかを、ご教授いただければ幸いです。 宜しくお願い申し上げます。
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- Yoshi-P
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化学の勉強方法ですね。いくつか挙げましょう。 ◆大学入試では他の科目と比べて化学が一番好成績が取れるという程度の学力をつけること。 高校時代の教科書程度はマスターしてください。 ◆大学で習う有機化学命名法を習熟すること。 化合物名を見て構造式が思い浮かぶようにならないと、難しいケースは対処できません。 ◆簡単な有機化合物の各種特性を暗記すること。 低級炭化水素、低級アルコールその他、溶媒などに使われる物質については、せめて化学的特性及び沸点ぐらいは(大まかでいいですが)覚えておいて下さい。 ◆大学の実験室で行ういろいろな実験用の器具・分析機器を実際に使ってみること。 例えばオートクレーブとかの実験器具、NMR、IR、質量分析、ガスクロマトグラフィー、液体クロマトグラフィーなどの分析機器は、本を読んだだけで理解できるでしょうか? それらのデータ解析がすいすいできるでしょうか? 結論として、せめて大学で化学を専攻し、企業で何年間かは実務経験をしないと、本当の化学分野の特許翻訳はできないと思います。 それらの条件がクリアーされた後、ちゃんとできる方に教わりながら翻訳を実際に5年以上やって、初めて一人前になれる、と私は思います。
お礼
返事が遅くなりました。 丁寧なアドバイス、ありがとうございました。