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人は電磁波を出せるの?
仮に人が特殊能力があって電磁波を出せる事があったとしてその電磁波で物を壊したり発火させたり出来る電磁波のエネルギーってどのくらいなのですか? また、人がそれを体の中で作る為発生する電流や電圧や熱などが人体にどう影響すると想定できそうですか?(単位がわからないで理解しやすい例でお願いします) SFなので出てくる出来事ですが現実には不可能だろう根拠を物理的な見解で知りたいのですが教えてください。
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再びNo,4です。 電磁波で外に対して「仕事」をさせるもので代表的なものに「電子レンジ」があります。 調理用として開発されたものであるので、電磁波の周波数(約2.5GHz)も、水の分子を最もよく振動させられるところへ設定してあります。 経験があると思いますが、レンジの中にアルミホイルを巻いたものなど金属を入れると、「火花」が散ります。 また、やってはいけないですが、テレビの番組で実験していますが、生卵や皮の付いたソーセージなどを「チン!」すると、爆発します。 質問者様が言われている、「物を壊したり発火させたり」とはどのレベルかわかりませんが、電子レンジだと実行できます。 家庭にあるレンジであれば、500W~1000W程度でしょうから、これより少し低い出力でも同様の現象は起こると思います。ただ時間は少しかかりますが・・・。 さて人体への影響ですが、スーパーに売れている「肉」が、焼肉のようになることから、人体も同様の結果になります。 体内の水の分子が電磁波により熱振動を起こし、その熱で「たんぱく質」が凝固してしまい、生命活動ができなくなり、死に至るでしょう。 そして電気に対しては個人差があり、かなりの電流を流しても平気な人もいます。 一般に、人体は1A(アンペア)以上の電流が致死量だと言われています。 仮に1A以上でも平気な人がいるとして、500Wのレンジと同じ電力が体内で発電できたとしても、やはり人体には必ず電気に対しての「抵抗」がありますので、電気が流れることで、その抵抗から熱が発生し、同じようにたんぱく質の凝固が始まり、死に至ると思います。
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- GTAC
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電気屋の点からのコメントです。 家庭用の電圧が100Vと決まっているのは感電のリスク低減を考えたものです。心臓に数十ミリアンペアの電流が流れると心臓は停止します。乾燥した普段の生活において、150Vの電源の1本を触ったとしても人体と大地とを循環する電流(心臓を通る)は数10mA以下ですので人が死ぬことはありません。(2本をにぎれば一瞬で数百アンペアが流れるので感電自殺できます)そこで漏電遮断器は100mA0.1秒で動作するように設計されています。 http://www.eccj.or.jp/qanda/he_qa/elec/d0003.html これから考えると人を殺すのに必要な電流は100mA以上ということになります。 一方で脳波、心電(筋電)などは数ミリボルト、数マイクロアンペアの低い電圧・電流です。影響が起きるレベルは詳しく解明されていません。 携帯電話で通話するときは1ギガヘルツ(1000メガヘルツ)100ミリワットの電波を脳の横で送信しても影響が無い(影響は何万人が使っても見つからないほど小さく、顕著な影響が報告されていない)ことからこの強さでは大丈夫でしょう。 かつて沖縄には米軍放送の送信所があり、中波で数百キロワットの電波を出し、近所の住宅の流し台から音楽が聞こえるほどでしたが影響は無かったといわれています。 気象レーダーや軍用レーダーのパラボラアンテナは10-100ギガヘルツ、数10-100ワットの電波を出していますが、この前に立つと目が焼けるといわれています。 発表会でよく使われるレーザーポインタは直視しても目がやられない強さですが、大体シャープペンの芯の太さに数ミリワットのエネルギーが集中しているものです。数十ミリワットx数秒で毛が焼け、目に穴が開きます。 人体は一日2000キロカロリーのエネルギーを消費しています。これはワットに換算すると、2.3キロワット時です。これは大体100ワットの電球をつけているのと同等です。これは平均した場合なので、運動したりすれば増えます。 つまり、人間は存在するだけでエネルギーを発生しているわけで、これが赤外線や対流によって周囲に出ています。 さて、ハンドパワーとか超能力といわれるものですが、これはありえます。たとえば勉強すれば頭に血が上って熱を帯びるのと同様に、訓練によって手先に血流を集中できれば手から放散される赤外線が変化することでしょう。とてもものを動かしたりすることは出来ませんが、他人に暖かさを感じさせることは出来ると考えられます。このレベルはたぶん数マイクロワット(百万分の1ワット)程度です。 科学的にも「バイオフィードバック」といって訓練する方法が存在します。 なお、エネルギーは強さ×時間で定義されます。 人間の体が消費するエネルギーは1日2000キロカロリーですが、このエネルギーを1秒以内に消費すれば360kW相当になり、時速100kmで走行する車(エンジン出力100kW程度)が衝突するのと同じ程度の強さになります。 電子レンジで卵が割れるのは短時間に加熱して膨張するからです。 ハンドパワーは弱いですが、数時間かけておこなえば治癒の効果があるのかもしれません。 電気石というものがあり(ライターの着火石)、これは衝撃を与えると電圧が発生するものです。うまく設計した電気石をハンマーでたたけば火花が出ます。(ガスレンジの着火などで使っているものもある) また下敷きをこすれば静電気がおきますが、うまく設計すれば火花放電できる程度のものが作れます。(手回し発電機)いずれも電磁波としてはラジオにがりがりという雑音が入る程度の弱いものですが直接触ればしびれます。 このように道具を使うことが出来れば電磁波を作ることは可能です。
お礼
回答ありがとうございます。 電機について興味のある知識を得られました。参考に覚えておきたいと思います。ありがとうございます。
#3です。 パラボラアンテナがヒントになるかも知れませんね。 そう、色々な方向に放射状に出る体に影響がないレベルの出力でも、 一旦ビーム状に収束できれば高出力なレベルになり、 出す人間には影響が出ない事に成りますね。 凸レンズと凹面鏡の様に。 そうそう、ドラゴンボールのゴクウの、 かめはめ波の様なビームの場合、 両手の皮も厚いでしょうが、 撃つ前の動きが慣性の法則を作りだし、 両手がまるでパラボラアンテナ状に成っている事から、 両手で撥ね返され前方にエネルギーが収束し、 更に慣性の法則でエネルギーは前方に向けて放たれる事に成るのでは。 そう、ごくうの手の動きは光速?!かな。 しかし、実際の人間では、かめはめ波の様な直径10cmは 有りそうなビームは出ませんが、 1mmにも成らないエネルギーでも紙を発火させれるぐらいの エネルギーは有りそうと想像したくなります。 で、収束されたエネルギーでは無くても、 太陽の日差しを凸レンズで受け、その光の焦点では凄い高温に 成る様に、焦点を作れればどうでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 う~ん、なるほど。納得できますね。 小さなエネルギーでも集めれば大きな力で働かせる事が可能かも知れませんね。でもそれぞれを各1点に収束させたりそれを維持したりするのは人の能力では現実的には難しいそうですね。参考になりました。
- mazeran
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筋肉が動けば必ず「電磁波」は出ています。 しかもその電磁波は、その人を「アンテナ」にして、他人にも影響を与えています。 「人の気配を感じる」とは、まさにその現象なのです。 人に限らず、特に「犬」が飼い主の気配を感じ取り易いです。つまり電磁波を感じ易いのです。 そしてその電磁波は人によって違いがあり、その違いを犬は識別して、飼い主が見えなくても判断できる能力を持っています。 ただその電磁波は非常に弱いものなので、外に対して仕事をさせることはできません。 直接的に出しているのではなく、人が生きていることの副産物のようなものと言う認識で間違いはありません。
お礼
お答えありがとうございました。 人の出す電磁波で気配を感じているというのは面白いですね。参考になりました。
補足
今までの皆さんの回答で人は微弱な電磁波を出している事はよくわかりました。外に対して仕事をさせる事は通常無理だと理解できますが、出来ましたら逆説的にもし高出力の電磁波を出したとしたら脳や体に大きなダメージ(影響)が出るのではないかなと思うのですが例えばマイクロ波を出すためには○○ボルトやワット必要になるから出せても感電してしまうなど・・SFでは可能でも現実には物理的に不可能の根拠を知る事が出来ればありがたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
どんな人でも生きていれば熱を作っていますね。 (体温があります。) なので、微弱ではありますが赤外線を出している事になり、 赤外線は電磁波ですね。 さて、物を発火させるほどの高出力が作れるかは解りません。 密教の修行に成功した人ならば可能かも知れませんね。
お礼
お答えありがとうございました。 脳波や赤外線などの微弱の電磁波を出しているとは思いますが強い電磁波を出したならその悪影響はきっとありますよね?
- myeyesonly
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こんにちは。 もう一つ。心臓は電気信号で動いてます。 筋肉も電気信号で動きます。 これらの電圧は大体0.001ボルト程度です。 さらにおまけに、人間の体は赤外線という電磁波を発してます。
お礼
お答えありがとうございました。 筋肉の電気信号の電圧は0.001ボルトですか。 参考になりました。
- merlionXX
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人も電磁波を出せますよ、特殊能力がなくっても。あなたもわたしも。 それは脳波です。 脳神経のシナプスから出ている小さな電位のたくさん加算されたものというのが学会の定説のようですね。 もっともそれで物を壊したり発火させたりはちと無理ですが。(笑)
お礼
お答えありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 たいへんよくわかりました。このように解説いただくとなるほど良く納得がいきます。疑問に思っている事がよく理解できました。ありがとうございます。