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高校物理を履修していない人でもできる電磁気の勉強法
理系の学部に通っている大学1年の者です。 10月から電磁気の授業が始まるので、それに備えて今から少し予習しておきたいと思うのですが、どのように勉強すればいいでしょうか。 大学の授業では高校で物理を履修した人と履修していない人で授業が分かれており、私は物理を履修していないので当然履修していない人用の授業を受けるのですが、ついていけるか心配です。 1学期に力学(これも電磁気と同様に物理を履修しているか否かで授業が分かれます)の授業があったのですが全然ついていけませんでした。 (物理を履修していない人用の授業とはいえ、7月には物理履修者用の授業と同レベルのことをやっていたので) シラバスには (1)自然界の基本的力と電磁場、ローレンツ力、電荷の保存 (2)静電場 (3)定常電流 (4)定常電流による磁場 (5)時間的に変動する電磁場 (6)変位電流とマクスウェル方程式 などと書いてあります。 とりあえず高校の物理の教科書を読むところから始めようと思っているのですが、他におすすめの勉強方法や参考書がありましたら教えてください。お願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
岩波書店出版の物理入門コース電磁気学Iをおすすめします。 電磁気学では力学の知識も必要ですが、F=maをある程度使いこなせるなら問題ありません。 講義名は「電磁気学」ですが、最初にやることは恐らく数学です。 具体的には、スカラー積、ベクトル積、ダイバージェンス、グラディエント、ガウス定理などを学ぶはずです。 上記の数学の知識は、電磁気学に於いて必要不可欠なものであり、誰もが苦戦する代物です。 高校の物理の教科書から始めるのも良いですが、落ちこぼれることを防ぐためにも、これらの基礎知識を固めるべきかと思います。 因みに、物理入門コースの電磁気学と演習は、初心者の立場で考えると非常な名著であると言えると思います。 大学の図書館にもあるはずですよ。
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高校物理の力学なんて大学物理の理解でいったらF=maの微分方程式を書いて終了(本当にそれしか内容が無いわけで)「物理」がまったくわからなくても「微積分」がきちんとわかっていたらぜんぜん困らないはずです。 電磁気学はベクトルの微分方程式を扱いますから、微積分と行列はきちんとわかるようにしておきましょう。 高校の物理の教科書は微積分をを使わないで、微積分の現象を表現しようとしますので回りくどいです。大学で使っている物理の教科書のほうが(微積分がわかるならば)理解しやすいと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 教えてくださった本が図書館にあったので、読んでみたいと思います。