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セルロースとグルコースの違い
木材細胞壁の成分であるセルロースは、グルコースが結合したものだということは分かるのですが、性質や用途の違いが分かりません。 説明していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
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セルロースはグルコースがβ(ベータ)-1,4結合して重合しているのに対し、デンプンはα(アルファ)-1,4結合しているという化学構造上の違いがあります。 セルロースはURLにもあるとおり、水素結合によるシート状になっていることにより、強い繊維状の構造をもちます。 #1さんが書かれている生物が利用できるかできないかに冠してはセルラーゼを生物が持っているかどうかで決まります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BC 多くの高等生物はセルラーゼを持っていませんが、微生物にはこれをもっているものがいます。 ウシやウマなどの草食動物は、それ自身がセルラーゼを持っているわけではありません。彼らは消化器内に微生物を飼っていて、彼らにセルロースをグルコースに分解してもらい、それ(や、派生して生じる有機物質)を栄養分として吸収しています。共生ですね。 反芻というのもこの消化に有利に働くように行われているといわれています。
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- ti4989
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セルロースは高分子でポリマーと言います。用途というか性質としては一言で言えば「繊維」と考えればわかりやすいかとおもいます。分解して、分子一つのモノマーになればグルコースになり、いわゆるブドウ糖ですね。生物にとってはエネルギー源になります。草はセルロースからできていますが、人間はセルロースの結合を切る酵素を持っていないので草を食べてもカロリー摂取になりません。シマウマなんかはその酵素を持っているので草を食べればエネルギーにできます。
お礼
ありがとうございます。人間が木材を栄養とすることができないのは、セルロースの結合を切る酵素を持っていないからなんですね。
お礼
大変助かりました。詳しいサイトまで紹介していただきありがとうございました。参考にさせていただきます。