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紙が波打つ際の力学的な説明

紙が濡れると波打ちが生じるかと思いますが、なぜ山谷が繰り返されるように変形するのか知りたいです。水分によって紙の成分であるセルロースの結合が破壊され伸び縮みするのだと書籍には書いていましたが、どのようにして山谷が決まるのか、力学的な観点から説明していただけると助かります。 よろしくお願い致します。

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回答No.1

水彩紙の水張りをするときに、まず水で、紙をよーくぬらします。そうすると紙は、やわらかくなり、次第に伸びてきます。すかさず、水張りテープで周囲を、板に固定します。そして、板を水平に保ち、日陰で自然乾燥します。半日もすると、紙全体がピーンと張り、絵を描きやすくなります。板を立てに置いたりして乾燥させると、水分が均一に蒸発しないので、均一に張らず、紙にしわがよります。さて、そのしわの、どこが山になり谷になるか、力学的に予測することは、おそらく不可能でしょう。紙の繊維の具合、水の蒸発の具合、周囲の気温など、そういういろいろなものが、ほんの少し違うだけでも、結果が大きく違ってしまいます。科学がどんなに進歩しても、分からないことは、たくさんあるのではないかと思います。

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