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セルロース、リグニン複合培地に関して

セルロースは植物細胞壁主成分ですが、実際の植物においてはリグニンと結合して非常に複雑かつ堅固な構造をしています。 そのため、実験において純粋なセルロースだけではなくリグニンを含有した寒天培地を用いたいと考えました。 その際、実際に存在するもの、枯葉等を微細化して寒天培地に混合することで基質とすることができるのではないかと思ったのですが、滅菌方法に難が生じました。 通常はオートクレーブ等で滅菌しますが、肝心のリグニンが105℃以上の熱で変成する可能性があるという報告があったため、105℃以上の熱を用いない滅菌方法が必要となってきます。 セルロース、リグニンともに不溶性のため濾過滅菌は難しく、現状では低温滅菌と紫外線照射による滅菌の2点が候補に挙がっています。 十分な滅菌能力があるかを疑問に思い、今回質問させていただきました。 低温滅菌、または紫外線照射による滅菌で十分な滅菌効果は見込めるのでしょうか? また、この2つ以外の滅菌方法としてはどのようなものがあるでしょうか?

みんなの回答

  • tomoyaok
  • ベストアンサー率40% (79/195)
回答No.1

回答ではありません。 その培地で何を殖やすのかがよくわかりませんが、、 以下の点にご注意ください。 ・リグニンを資化できる代表例は木材の白色腐朽菌です。 ・「堅固」に注目するなら合成LCCを加えるのもひとつの方法です。 ・リグニンは紫外線によっても分解を受けます。 70%エタノールで何度か洗う、という方法はダメでしょうか。

Espalloc
質問者

お礼

情報ありがとうございます。 化学薬品による滅菌を失念しておりました。 さっそく試してみたいと思います。