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行動療法と森田療法の違いについて教えてください!
よく森田療法を行動療法と言う人がいます。 2つの心理療法は大体同じなんですか? 似たようなことをやっているんですか? 教えてください。
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素人です。 行動療法は行動を通して偏った捉え方を補正していくもの、森田療法は「あるがまま」「目的本位」で、余分な偏った考え(はからい)は、それはそれでまあ置いといて、とにかく、やることをやりましょう、という感じ。 と言ったら乱暴過ぎるでしょうか(^^; このへんの説明が分かりやすそうですが、いかがでしょうか。 行動療法⇒学習によって態度変容および治療の実効をあげようというもの。 http://www.f5.dion.ne.jp/~with/koudou.htm 森田療法⇒「気にするな。どうしても気になるのであれば、気にしながら建設的な行動を取り続けろ」 http://www.f5.dion.ne.jp/~with/morita.htm 森田療法に関する本は読んだことがあります。 その本に出ていた森田先生の逸話ですが、森田先生が治療中の患者たちと一緒に八百屋にくず野菜をもらいに行ったときのこと。 店先に落ちている野菜くずを拾う森田先生に向かって患者が「先生、よくそんなことができますね。恥ずかしくありませんか?」と訊ねたら、先生曰く「恥ずかしいに決まっている。恥ずかしいが、やるのだ」と。
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- vzb04330
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結論から言えば,両者は,主たる適用も,技法も異なる心理療法です. まず,行動療法は,精神分析の考え方である「問題の根底に無意識の関与を仮定する」ことへの疑問や,それによる精神分析理論の妥当性についての疑問,さらには治療効果についての疑問を投げかけて出発しています.そして,依拠しているのは,心理学における学習理論なのです.したがって,問題行動あるいは不適応行動の発生メカニズムやその行動修正法にしても当然,学習という視点から治療理論なり治療技法を構築すべきであるという見解に立っています. これに対して,森田療法は,日本の森田正馬によって考案された神経症の精神療法です.日本独自の精神療法の代表的なものといえます.治療の目標は,「とらわれ」や「はからい」状態を脱して,自己実現に向かっていくことです.治療の実際は,最初の約1週間は臥褥期といい,いっさいの活動を禁じて不安への直面と活動意欲の活性化を図ります.以後は軽作業期,重作業期,生活訓練期と経るなかで,「気分本位」から「目的本位」へと変換していくことをめざします.具体的には,まず不安があることを自然な事実として「あるがまま」に受け止め,身心の不調や症状がある状態のままで,作業など具体的な行動を実行していくのです.クライエントは,行動するなかで症状から注意が離れている瞬間を体験し,回避していた問題にも直面するようになります.セラピストは,「不問的態度」(原因や理論を追求しない)が用いるとされます. 以上2つの心理療法は,たいていのテキストブックにも取り上げられていますから,ご自分でもお調べください.
お礼
回答ありがとうございます。 参考になりました。
お礼
いろいろとありがとうございました。 参考にします。