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扶養範囲内で働く際について(年収103万or130万以内)

結婚して、現在主人の扶養に入っていて、週2~3日の仕事をしています。 私の年収が103万円から130万円の間になりそうです。 年収が130万円から150万円までだと損をすると言われていると聞いたことがあります。100万円を超えると住民税、103万円を超えると所得税(所得税は10%でしょうか?)がかかり、130万円を超えると社会保険に加入することになりますよね。 また、年収が103万円を越えると主人の配偶者控除が受けられなるというのを見たことがありますが、配偶者控除とはどういうものでしょうか。 (もう廃止されていますか?)それと、主人の会社の扶養手当等はありません。 私の場合、100万円を超えない程度にするのと、130万円未満ギリギリまで働くのとどちらがよいのでしょうか。どちらが損しないですか? ご回答よろしくおねがいします。

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  • o24hit
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回答No.3

 こんにちは。税務関係の仕事をしています(ただし、初心者です)。  疑問点が色々おありのようですので、出来るだけ分かりやすく書いていきたいと思います。 >年収が130万円から150万円までだと損をすると言われていると聞いたことがあります。  150万円よりもっと多くないと損をするかどうかは分かりませんが、150万円ぐらいですと、ほとんど得にはならないと思います。  103万円を越えるとご主人が配偶者控除(38万円)を受けられなくなりますが、103万円から141万円までは、収入が高くなるに連れて控除額が減っていきますが、38万円~0円までの「配偶者特別控除」が受けられます。 (例えば)  あなたの所得が給与所得で、141万円儲けられたとしましたら、 ・基礎控除 38万円 ・給与所得控除 65万円 の合わせて103万円の所得控除があります(ですから103万円以下ですと課税所得が0円になり、所得税がかからないわけです)。    ですから、単純に計算しますと、貴方の実際の所得税は  (141万円-103万円)×10%(最低の税率です)=3.8万円 になります。  一方ご主人の所得税は、あなたの「配偶者控除」の38万円が控除してもらえなくなりますから、  38万円×20%(330万円~900万円の所得と想定しておきます)=7.6万円 となります。  お2人の増税分は……3.8万円+7.6万円=11.4万円  これに対して、貴方の増収は……141万円-103万円=38万円  こう計算しますと、約26万円の増収になりますが、貴方が書かれているように130万円を越えると、貴方が自分で社会保険料(健康保険と年金)を支払う事になります。  国民年金ですと、月額13,860円ですから年額で約14万円必要ですし、保険料は加入される保健に寄って変わってきますがそれ相当の金額がかかると思います。そして、貴方に住民税がかかります(均等割月3000円が最低かかりますから、年額で3.6万円です)。これらを足すと26万円前後になると思います。  ですから、150万円では、余り増収は望めないです。もしかしたら、損をするかもしれません。 >100万円を超えると住民税、103万円を超えると所得税(所得税は10%でしょうか?)がかかり、130万円を超えると社会保険に加入することになりますよね。  そのとおりです。  ただし所得税は (収入-103万円)×税率(10%) となります。  また、100万円を越えると住民税もかかります。 >また、年収が103万円を越えると主人の配偶者控除が受けられなるというのを見たことがありますが、配偶者控除とはどういうものでしょうか。  先にも書きましたが、ご主人の所得税を計算する際に配偶者控除として38万円が課税所得から引いてもらえ、その結果、ご主人の所得税が減ります。 >(もう廃止されていますか?)  廃止はされていません。 >私の場合、100万円を超えない程度にするのと、130万円未満ギリギリまで働くのとどちらがよいのでしょうか。どちらが損しないですか? ご回答よろしくおねがいします。  金銭面だけ考えますと、100万円以下ですと、所得税・住民税ともかかりませんから、中途半端な年収(150万円ぐらい)を得られるより、良いかと思います。  ただ、130万円を越えて、自分で社会保険料を払っておられると、社会的信用度が上がる事もありますから、(例えばクレジットカードに加入できるとかローンが組めるとかですね)そういう点では、メリットはありますが。

candypot
質問者

補足

細かく説明していただきどうもありがとうございます。103万円の意味等もよく分かりました。 130~150万円の間はもったいないですね。。 ひとつ追加で質問したいのですが、収入が103万円以上130万円未満の場合はどうなるのでしょうか。 収入が年収115万円だった場合、 (115万円-103万円)×10%=1.2万円 主人の所得税7.6万円 (141万円未満は控除ありということで、金額はもっと低くなりそうですが、 ここでは分からないので、ひとまず7.6万円だとしておきます) 二人の増税分・・・1.2万円+7.6万円(未満)=8.8万円 私の増収・・・115万円-103万円=12万円 さらに住民税最低3.6万円を支払ったとすると、 増税分・・・8.8万円+3.6万円=12.4万円 このようになるという解釈でよいでしょうか。(自分なりに計算してみたので間違っているかもしれません) となると、年収103万円を少し超える程度稼ぐのなら、住民税・所得税の支払を考えて、120万円ぐらいは稼がないと増収にはならないということになりますか。 もし時間があったら教えてください。

その他の回答 (5)

  • o24hit
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回答No.6

 ANo.3です。すいません。また間違っていました。  住民税の均等割は、市民税が3000円ですが、それに都道府県税が1000円あります。しかも年額ですので、年額4000円でした(汗)。  間違いだけではあれですから、新しい情報として、市民税の「所得割」は、115万円ですと、「課税所得×3%」ですから、  1.2万円×2%=240円 になりますす。  従いまして、 (デメリット) ・二人の増税分・・・1.2万円+2.4万円=3.6万円 ・貴方の住民税・・・4240円 (メリット) ・貴方の増収・・・115万円-103万円=12万円 (結果) ・12万円-3.6万円-4240万円=約8万円  と言う事で、シュミレーションでは、1/3が税金で持っていかれます。多いような少ないような微妙な数字ですね。  何度も訂正して失礼しました。自信なくなってきましたので「自身なし」にさせていただきます(苦笑)。

candypot
質問者

お礼

いろいろとご丁寧に説明していただいたおかげで、わかりやすかったです。 どうもありがとうございました。

  • o24hit
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回答No.5

 ANo.3です。寝ぼけ眼で書きましたので、間違っているところがありました。 (間違い) この50万円でのご主人の配偶者特別控除は、  26万円 ですから、「26万円×20%(?)=5.2万円」の増税となります。  ↓ (訂正後) この50万円でのご主人の配偶者特別控除は、  26万円 ですから、「26万円×20%(?)=5.2万円」が税金として引いてもらえる事になります。  103万円以下ですと、「38万円×20%(?)=7.6万円」の控除がありますから、その差額つまり、  「7.6万円-5.2万円=2.4万円」がご主人について、増税になります。 ○以上を整理しますと、 (デメリット) ・二人の増税分・・・1.2万円+2.4万円=3.6万円 ・貴方の住民税・・・(最低)3.6万円 (メリット) ・貴方の増収・・・115万円-103万円=12万円 (結果) ・12万円-3.6万円-3.6万円=4.8万円  一応、シュミレーションではプラスにはなりますね。

  • o24hit
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回答No.4

 ANo.3です。早速のお礼恐縮です。 ○お考えの計算のとおりで結構かと思います。もう少し正確に書きますと、 ○「配偶者控除」  「配偶者控除」は給与所得が38万円以下の場合で、給与所得とは、  給与所得=給与収入-給与所得控(65万円) です。ですから、給与所得が105万円を越えると「配偶者控除」が受けられなくなります。 http://www.taxanser.nta.go.jp/1190.htm ・「配偶者特別控除」  上記の給与所得が38万円を超えた場合、段階的に減っていきますが、「配偶者控除」の代わりに、もらえるものです。 http://www.taxanser.nta.go.jp/1195.htm   ・あなたの(課税)所得は、  115万円-65万円=50万円  この50万円でのご主人の配偶者特別控除は、  26万円 ですから、「26万円×20%(?)=5.2万円」の増税となります。

  • ahg
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回答No.2

今はご主人の健康保険、厚生年金保険に加入されていると思いますが、奥様の収入130万超で、その加入を外される事が多いです。そうなるとパート先で健康保険・厚生年金に加入もしくは国民健康保険・国民年金への加入が必要になります。この本人負担保険料が高く、年収150万程無いと保険料を差し引いた年収が、頑張って働いた割りに、保険料負担の無い130万未満の年収と変わり映えしない、というのが”損”という事になります。 103万を超えれば控除対象配偶者になりませんので奥様分の所得税、地方税の税金控除は無くなり、奥様に所得税と地方税が掛かります。 配偶者控除は奥様の収入によって、税金の控除がありますが、今年から無くなるとか…でも毎年ギリギリにならないと法が決まらないので、それに変わるものが新設されるかもしれません。 私は130万を絶対に超えず、130万に限りなく近づく事を目指しています。

  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

いずれの場合も、損をすることはありません。収入に見合った税金を納めるのは国民の義務です。

参考URL:
http://www.shes.net/seido/2005/0506/01.html

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