耐震偽装は他人事?あるいは自分の認識が甘い??(長文)
先日、ある不動産業者の物件(戸建て)を見学していた時のことです。
今話題の耐震偽装問題について話を振ってみたところ「アレは特殊なケースです。ウチはそんな事しませんだいたいマンションと戸建ては違いますから。」と一笑に付されてしまいました。自分としては、あれだけ大きな社会問題となり、人々の生命に関わる事で、更に業界全体で考えてくれなくては困る話なのに「アレはよそ様の話」の一言で片付けられてしまったことに大きな失望を覚え、購買意欲が一気に失せてしまいました。
私としては少なくとも「今はああいう事になっているが、ここはそのようなことにならないよう方策を立てている。」くらいのことを言って欲しかったし、また、その根拠となるだけの材料を示してほしかったのです。営業さんにしてみれば何百人何千人の客の一人であっても、こちらは生涯一度の買い物なのです。少なくともそれくらいの気構えと裏付けを見せてくれる業者でなければ、どんなに有力な物件を持っていようとも、取引をしたくはありません。
不動産業界の方々の認識というのは、どこも似たり寄ったりで、自分のところさえ売れればいい、という考えなのでしょうか?自分は考え方を改めるか、持ち家の夢を諦めなくてはならないのでしょうか?